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- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794216632
作品紹介・あらすじ
現代のわれわれは、ポストコロニアル=植民地独立後の世界を生きている。だが手にした「独立」とは何を意味するのか?「自由」は果たして自明の価値なのか?自由になったはずの人びとが抱える葛藤と矛盾と焦燥とを、驚異的な密度で描き出す。途方もなく壮大なテーマに作家ナイポールが五つの切り口から挑んだ意欲作。一九七一年度ブッカー賞受賞作に二作品を加えた完全版。
感想・レビュー・書評
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現代のわれわれは、ポストコロニアル=植民地独立後の世界を生きている。だが手にした「独立」とは何を意味するのか?「自由」は果たして自明の価値なのか?自由になったはずの人びとが抱える葛藤と矛盾と焦燥とを、驚異的な密度で描き出す。途方もなく壮大なテーマに作家ナイポールが五つの切り口から挑んだ意欲作。一九七一年度ブッカー賞受賞作に二作品を加えた完全版。
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ノーベル文学賞受賞者、ナイポールの代表作。他にも短編集がそこそこ。
初ナイポールで良く分からなかった。。この小説を読んでまず思ったのは、中心が無いという事だった。軸がない、というか。言いたい事がないというわけではなく、ポストコロニアル社会の混沌としたものを表現しているような。国籍や肌の色のような表面的な特徴では見てはいけないかもしれない。。うーん、まとまらない。
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