「やればできる!」の研究―能力を開花させるマインドセットの力

制作 : 今西 康子 
  • 草思社
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本棚登録 : 645
レビュー : 69
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794216809

感想・レビュー・書評

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  • 「やればできる!」の研究は中原先生のブログで紹介されていたもの。訳書の割には非常に読みやすい分かりやすい文体ですらすら読めた。
    ひとことで言っちゃえば、同じできごとでも人によって捉え方は全然異なる。
    難しいパズルを解く・・・一見、タイヘンでつまらないことのようだけど、難しい問題を解ける!これが解けた時にはきっとアタマがよくなっているって思う子供たちがいる。
    マインドセットをしなやかに持ちましょうよ、というお話。
    アタリマエのことで、いろんなところで語られている話だけど、あらためてそうだよなーって思う。


    能力に限界はないのだ、伸びようと思うこと、いろんなことを吸収できるしなやかなマインドセットを持つこと、それこそが能力を伸ばすことになる。

  • 自分も成長するし、相手も成長するし、2人の関係も改善できると信じる。
    しなやかなマインドセットを。

    人間関係は、育む努力をしない限り、ダメになる一方で、決して良くなりはしない。

  • 「マシュマロテスト」からの紹介。
    コチコチマインドセットとしなやかマインドセット。
    一度の失敗でもうダメだと落ち込むか(努力しない病)、失敗すると、何がいけなかったのか考え前進するか。

    マインドセットをしなやかにするには
    ★困難に打ち克って何かを学ぶたびに、脳に新たな回路が形成される様子を、思い描く。
    ★体験から何が学べるか、もしくは学んだか?どうすれば、成長に結びつけ向上させることができるのか考える。
    ★いつもやりたいと思っていながら、うまくできる自信がなくてやらずにいたことを実践してみる。
    ★才能や知能は必ず伸びると信じ、学びのプロセスを大切にする。
    ★能力を褒めるのではなく、努力した事を褒める。すると知性が伸びる。

    分かりやすく書いてある。この通り考えられたら、心は安定するんだろうな。

    「EQ」の紹介もしてあった。

  • ●読むキッカケ
    ・Amazonで評価が高かったから。
    ・自分を啓発する手段として。

    ●サマリー
    ・しなやかなマインドセットの方が、成果観点でも成長観点でも優れているよ、というお話。
    ・自分自信こちこちマインドが強く、しなやかに変化する途上で読めたため、
    その内容の的確さと変化することに拠る可能性に、衝撃を受けた。
    ・ビジョナリー・カンパニー2の弾み車の概念や最後にはかならず勝つ概念にもシンパシーを感じた。

    ●ネクストアクション
    ・研修チームにこのメモを共有する
    ・研修のスタンスとして反映させる

    ●メモ
    【こちこちとしなやかなマインドセットの各視点での比較】
    ・能力の捉え方:
    固定的で変わらない⇔努力次第で変え、伸ばせる

    ・努力のスタンス:
    すぐに諦める⇔諦めずに頑張れる
    (こちこちは、成長が先天性と捉えるから、努力しても無駄と捉えるため)

    ・評価へのスタンス:
    他人からの評価を気にする⇔自分を向上させることに関心を向ける
    (こちこちは、自分が有能であるというエビデンスを見つけ、つくるのに必死になるため)

    ・失敗の捉え方:
    つまずいたらもう終わり⇔成長できなければ終わり

    ・成果への時間軸:
    今すぐに成果を出し、評価されねばならない⇔良い成果を生む資質の開花には時間がかかる

    【しなやかになる訓練】
    ・何か出来なかった時に、それを成長の過程と捉えること。
    また、脳の中に新たな回路が出来たことを思い浮かべると良い。
    ・結果を気にするのではなく、学んで向上していくプロセスにフォーカスする。

    【接する側の注意点】
    ・能力を安易に褒めると、こちこちになることがある。
    能力ではなく、成果を出すための適切なプロセスを歩めていることを評価する。
    (姿勢、努力)
    ・子供は充分な愛情を与えられていると感じることが出来ないと、不安になり、
    愛されるように振る舞う。つまり、評価を置きに行く行動が強化されてしまう。

  • 人間の能力は固定的で変わらないと考えているか、努力次第で伸びると信じているか、という心の持ち方(マインドセット)の違いで、モチベーションや成績に大きな違いが生じる、ということをいろいろな例を用いて説明している本です。
    非常にシンプルで読みやすい本でした。
    日々の努力の積み重ね、プロセスの大切さを再確認しました。

  • 認知心理学をベースとした一般向けの本。

    マインドセット=こころのあり方
    マインドセットには2つある。
    ・努力すれば能力は開発できる(しなやかなマインドセット)
    ・人は変われない(こちこちのマインドセット)
    どちらの姿勢を信じているのかがマインドセット。

    当然しなやかなマインドセットが理想で、そういう人たちはどんな思考をしているのか
    ・成長できなければ失敗 ⇔ つまづいたら失敗
    ととらえる。
    そして自分が価値を置くことに全力を注いできたといえるマインドセットが理想。
    (「自分は可能性の限りを尽くした」と言って死にたい、という美学。パトリシア・ミランダ)

    また興味深かったのが伝記の効用。
    しなやかなマインドセットを持った人の伝記を読むと
    その人はマインドセットがしなやかになり、
    【少なくともしばらくの間はしなやかなマインドセットの人と同じ行動をとるようになる】らしい。

    最後は論文を批判された人の例からしなやかなマインドセットについて説明する箇所から、
    「ダメだと言われたのはあなたではなくて論文のほう」というFBを受けて思考が変わったという話。
    この文章で、人に対する評価ではなく、個別の仕事の対する評価でしかなく、
    その積み重ねが人の評価を作ることを再認識した。
    つまり、一回の失敗で落ち込むことはなく、それは修正できるチャンスととらえ、
    逆にうまくいってもそれは取り組んだ成果に対する評価でしかないから、引き続き頑張る必要がある、ということ。

  • マインドセットとは要するに「心持ちである」。
    ふむ。
    マインドセットには「しなやかマインドセット」と「こちこちマインドセット」がある。こちこちマインドセットは成長を阻害する。しなやかマインドセットは自らを向上させる原動力となる。
    ふむふむ。
    こちこちマインドセットにはさまざまな弊害がある。
    なるほど自分にも思い当たるところがある。どうやら今の私はこちこちマインドセットのようだ。

    ならばどうすればしなやかマインドセットに変われるのか?

    私が知りたいのはそこなのだが、しなやかマインドセットに変わる方法は後半に少し出てくるのみ。本書の大半はこちこちマインドセットの弊害と、しなやかマインドセットが効果的に機能した実例で占められている。子供の教育におけるアドバイスはあるが、成人の対処法がほとんどない。辛うじて読みとれたのは下記ぐらい。
    ・努力するための方策を考える
    ・成果を維持する方法を考える
    ・具体的な実行計画にする
    ・うまくいかなければ計画を修正する

    マインドセットという概念を世に提示した最初の本という位置付けらしいので、マインドセットの概要をざっくりつかむには適している。実践には向かない。

  • 職場の外国人にも合言葉みたいに短く意志を伝えやすので、すっかりこの「やればできる!」が口癖な人みたいになってしまったとこで読んでみた1冊。そうか、コトに当たるときそう思わないところから入る人もいるのかと、大きな2種類の考え方の型の違いを見ながら理解を進めていきました。自分にとっては普通の考えと思うことを、そうじゃない人にどう伝えたらやる気になってもらえるのかとか考えてみると難しいけど挑戦しがいのあるテーマだよなとか思いますね。自分がまずスタンスを崩さず、そういう雰囲気づくりにつとめていこうと思いました。

  • 3

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