ヒッチコックに進路を取れ

  • 草思社
4.18
  • (3)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 56
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794217226

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ふたりとも、ヒッチコック映画(に限らず)に詳しすぎ!!
    この本を読めば、何倍も楽しめる。でもネタばれになるから、観終わったあとに、読みたい。

  • 2009年8月14日、初版、並、帯付
    2016年1月20日伊勢BF

  • いい加減に白状しないか!
    いったい、お前はヒッチコックの映画で何が好きなんだ?

    と、詰問されても困ってしまいます。
    全53作品のうちのほとんどを見ているはずですが、『レベッカ』にするか『断崖』なのか、『逃走迷路』なのか『ダイヤルMを廻せ』か、『知りすぎていた男』か『北北西に進路を取れ』なのか・・・、もう切りがないからやめますが、ヒッチコックがいい、ヒッチコックがいい、と、私が読む本の大半が、そのすばらしさを吹聴してくれるものですから、小学生の頃から、彼がどの場面に顔を出してくるのかを捜す興味も手伝って、見まくりました。

    見る前に読んだ和田誠の『お楽しみはこれからだ』も、見ながら読んだフランソワ・トリュフォーのインタビュー『ヒッチコック映画術』も、今から思えば他のどんなりっぱな映画論よりも、強烈にヒッチコック映画への愛に満ちていて、私をのめり込ました張本人としてみごとな確信犯でした。

    それにしても、今また何故ヒッチコックなのか?

    特に目新しい情報とか視点がある訳ではありませんが、今年が生誕110年ということもあり、それに最近のハリウッドでは日本映画やゲームのリメイクをするとかいった創造力の低下が気になる折、ヒッチコックの持つスリルとサスペンスとホラーにわたる豊かな創造性を再認識する意味でも貴重な本かもしれません。

    そうじゃなくても、和田誠の痛快なイラスト満載で、山田宏一との軽妙な詳細にわたる対話が楽しくて、幾つかの作品はまた見てみたくなる気分にさせられるほど巧妙な語り口で、私ごときが、かつてファンでしたとはけっして口にできない、今でも大ファンのお二人の熱いメッセージが詰まっている本です。

  • トーキー以降の全作品を年代順に語りつくすプロお二人のファントーク対談集。技術論も関連他作品への言及も豊富で、『映画術』を読んでいても充分愉しめる。しかしヒッチコック本て、読むとまた全作観直したくなっちゃうから困っちゃうなあ(^^)

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

映画評論家。1938年ジャカルタ生まれ。東京外国語大学フランス語科卒業。1964~67年パリ在住。その間「カイエ・デュ・シネマ」誌同人。著書に『トリュフォー、ある映画的人生』(ドゥマゴ文学賞、平凡社)、『何が映画を走らせるのか?』(キネマ旬報映画本大賞2005第1位、草思社)、訳書に『定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー』(蓮實重彥と共訳、晶文社)、ローレン・バコール自伝『私一人』、スーザン・ストラスバーグ『マリリン・モンローとともに』(草思社)などがある。

「2017年 『新装版 キン・フー武俠電影作法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田宏一の作品

ヒッチコックに進路を取れを本棚に登録しているひと

ツイートする