- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794217622
感想・レビュー・書評
-
ざざあるいは電気羊さんに教えてもらい、古代メキシコ展で購入!
開いたら全て手書きだったので、最初は何じゃこりゃ!と思ったけれど、とても読みやすい。
古代マヤやアステカの人々の、神も犠牲を払っているのだから、もちろん人間も犠牲が必要だという根本的な考え方が、あまりにも日本人の感覚とは異なっている。ていうか古代メソアメリカの人たち以外にこんな思想はないのでは?
神話や文化、祭が、あらゆるスプラッタホラーの源流なのではと思った。
子らが結婚する時に親が贈った忠告など、少し当時の人を身近に感じられるエピソードがあると、どんな気持ちであんな儀式を…と逆に得体が知れない気持ちになる。これが文化の違いか。
また、メソアメリカの古代文明は謎に包まれた部分も多く、実際はどうだったのか、想像を膨らませる余白が多い。
物語が生まれそうな余地が豊富にあるのが、様々な人を惹きつけ続けているのかなと感じた。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マヤ・アステカ文明を体系的にわかりやすく知るには本当に良い本です。エジプト文明のように多種多様な本がなく、あってもかなり専門的な本ばかりでしたので助かります。この本を読んでから改めて今までの専門書を読むと更に理解度が深まります。
-
かなり読みやすい本です。今まで出版されていたマヤ・アステカ文明関連の本はかなり少なく、体系的にわかりやすく読むことのできる入門書としてうって...かなり読みやすい本です。今まで出版されていたマヤ・アステカ文明関連の本はかなり少なく、体系的にわかりやすく読むことのできる入門書としてうってつけだと思います2023/07/14
-
-
ゆるっと可愛い絵柄&手書き文字で構成されている、マンガ仕立ての中米(メソアメリカ)文明の解説本。語り口もユーモアに溢れていてとても読みやすい。
ゆるかわな雰囲気ながら内容は綿密な文献調査・現地探訪で裏打ちされていて、専門性もとても高い。なのにとても分かりやすくて面白い。
多少はメソアメリカ文明に前提知識があった段階で初読した私も、とても勉強になって面白く読みました。興味を持ち始めた友人・知人に薦める最初の一冊にしています。 -
何度も読みたい
-
マヤ・アステカの歴史についてわかりやすく解説されている本。マンガもコミカルで愛らしくて何度も繰り返し読んでしまいます。