- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794217738
感想・レビュー・書評
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一万円札を受け付ける自動販売機も最近では増えてきましたが、基本的には一万円を差し出すときは相手が人間である場合が多く、それなりの思いを込めて渡すことが多いと思います。
千円札が10枚集まれば、一万円札と同じなのですが、それらの持つ価値は、使い方によっては違うのではと漠然と思って過ごしてきた私ですが、この本には「一万円札の使い方」が書かれています。
この本で紹介されている「生きたお金の使い方」を参考にして、「お金というツール」を有効に使っていきたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・一万円に10万円の価値をつければ、9万円を稼いだことになり、感激という無限の感謝を与えることができれば、金銭に換算できない財産になる(p17)
・金銭術のマジックとは、期待値のことで、期待値を下回れば不満、上回れば喜ぶ、同じ金額であっても、相手の期待値を低くしておけば、支払ったときに価値は高くなる(p21)
・人脈を築くコツは、1)他人から見て自分が人脈たり得ること、2)人脈の本質(実現するためのツールであり豊富が良い)、3)人間関係に投資する、である(p24)
・プレゼントされて喜ばない人間はいないが、理由のないプレゼントは本能的に警戒される(p29)
・プレゼントは1万円以内にすべき(p29)
・自己投資とは「経験」、経験に対してお金を使うことが良い、視野は経験でしか広がらないから(p31)
・1万円札をだして、1600円のおつりの場合、600円を受け取って千円札とチップとする(p35)
・パーティ会費の一万円以内とは、居酒屋で後輩に1杯おごった時の金額を目安にするもの(p48)
・中年以降は、洋服、時計、カフス、鞄等の身に着けているもので値踏みされる(p55)
・洋服(Yシャツ等)を一度に三着買うと、新たな自分や人生を発見する(p61)
・打ち合わせの成果、話の信ぴょう性は「場所」に比例する(p63)
・成功者は、他人が足元(靴、靴下)を見て値踏みしていることを気づいている(p72)
・人生の三借を戒めとする、借金・借時(先延ばし)・借人(人に頼らない)である(p119)
・一流ビジネスマンは、仕事以外の自分をどうアピールできるかを常に考えて行動している(p147)
・接待4ヶ条、1)聞き役に徹する、2)相槌はオウム返しで感想は言わない、3)相槌はときに驚き、感嘆する、4)店を出てからのお礼の言葉が勝負(p153)
・得か損かの基準を、自分自身で決めてその基準に従って、常に得をするように生きていくと人生の勝者になる(p182)
・お金は人生を左右する力があるので、お金を大量に財布に入れておけば、心理的余裕ができて人生にプラスに作用する(p187)
・及ばざるは、過ぎたるよりまされり(徳川家康)は、人間は満たされてしまえば努力を怠り没落が始まるということ、不足は眼力を養うということ(p193)
・成功者は時間厳守、この一点で相手が信用できるかがわかる(p207)
・成功者が時間厳守にこだわる理由は、1)人格が問われる、2)時間は財産、であるから(p210)
・お金は使うことで活き、信用は貯めて築くもの、お金は貯めることで活きるものではない、使わないお金はないのと同じ(p213)
2012年2月5日作成 -
帯から納得する事が書いてある。お~~
なるほど、と唸る。どうせお金を使うなら
生き金を!って事やな。使い方しだいで
一万円は十万円に化ける!もっとも。 -
生々しいタイトルだが、基本的にはお金の使い方ひとつにどれだけ気遣いや心配りができるか、ということ。ちょいちょいその筋の人が例に出てくるのが気になるが、それだけカネの使い方には厳しい世界なんだろうなと納得する。生きたお金の使い方を今までしてきたかというと反省することが多い。反省。
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処世術としても参考になる話が多数あり。
お金に意味を持たせる。 -
一万円の使い方ひとつで印象は大きく変わる。
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お金に付加価値をつけて
1万円が5万円、10万円の価値になるような
使い方ってどんなんだろうって思って読み始めましたが
人の心理を突いた、しかも納得感のある面白い本でした。
明日からお金の使い方が変わりそうです。 -
以前読んだ「人はカネで9割動く」が面白かったのでこちらも読んでみました。
同じお金を使うにしても、その使い方によって生き金にも死に金にもなる、ということがいろんなパターンで書かれています。
本当にためになりました! -
スマートでお金に好かれる一万円の使い方。お金持ちのお金の使い方がわかります。さりげなくこんな使い方が出来るようになりたいなぁ。
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なるほどと思うところもあれば、相手によって考え方はかわるだろうなあと思うところもあった。
一個一個の話がとても短くまとめられていて非常に読みやすかった。