成功する人だけが知っている「一万円」の使い方

著者 :
  • 草思社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794217738

感想・レビュー・書評

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  • 私はお小遣い制です。
    妻から渡される十分とはいえない金額で、
    独身時代とは違って小さくまとまってるなぁーと思ってじれんまあり。
    そんなときに手にした本。

    読書テーマ:限られた小遣いで魅力的な男になる一万円の使い方5つのポイント
    ============
    お金は使って活かし、信用は貯めて築く

    ①使い方次第で一万円は何倍もの価値を生むことを理解する
    ・期待値よりも上回るように謝礼は、あえてあとから上乗せする
    ・人脈をつくるための3つのコツ
     →自分が人から求められている人になっているか。自己研鑽が必要。
     →その人脈を使ってなにができるか常に意識しているか。
     →人間関系に投資しているか。
    ・一流の経験をするために一万円を使う(ホテルやレストランなど)
    ・目的意識を持って計画的にお金を使う

    ②人のやらないこと、人と違うことのためにお金を使う
    ・有名、名を売るためには、個性を出す。人と同じことをしてもダメ。

    ③人と会ったときに、目につくものにお金をかける
    ・名刺入れ、手帳、筆記用具、カバン、靴など

    ④一万円で相手の優位に立ち、そして評判を手に入れる
    ・便利な人になったら負け。出し惜しみと付加価値を意識する。
    ・おごるときは40%の存在感。おごられるときは60%の存在感。
    ・相手の好意には七つ甘えて、三つ返す。
    ・部下には特上のうなぎをおごるべし。
    ・カネ、ヒト、ジカンの借りをつくらない。
    ・ケチのスパイラルから脱出し、太っ腹のイメージをつくる。
    ・毎週店に通うより、月1回の一万円で顔を売る。

    ⑤一万円の最も有効な使い方を常に考える
    ・段位など客観的に価値のある習い事に投資する。
    ・限られたお金を本当に必要なことに使う眼力を養う。
    ・立ち位置と考え方を変えて、ポジティブな考え方に変える。

    ============

    同じ一万円でも使い方次第で、人からの印象と評判が変わる。
    自分の使い方は、いいものではなかったと思う。
    目的をもって、本当に必要なものだけを買う。意識のない浪費を避ける。
    まずはそこからやろう。
    この本を読んで、まず実践しようと思ったこと。

  • 一万円札を受け付ける自動販売機も最近では増えてきましたが、基本的には一万円を差し出すときは相手が人間である場合が多く、それなりの思いを込めて渡すことが多いと思います。

    千円札が10枚集まれば、一万円札と同じなのですが、それらの持つ価値は、使い方によっては違うのではと漠然と思って過ごしてきた私ですが、この本には「一万円札の使い方」が書かれています。

    この本で紹介されている「生きたお金の使い方」を参考にして、「お金というツール」を有効に使っていきたいと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・一万円に10万円の価値をつければ、9万円を稼いだことになり、感激という無限の感謝を与えることができれば、金銭に換算できない財産になる(p17)

    ・金銭術のマジックとは、期待値のことで、期待値を下回れば不満、上回れば喜ぶ、同じ金額であっても、相手の期待値を低くしておけば、支払ったときに価値は高くなる(p21)

    ・人脈を築くコツは、1)他人から見て自分が人脈たり得ること、2)人脈の本質(実現するためのツールであり豊富が良い)、3)人間関係に投資する、である(p24)

    ・プレゼントされて喜ばない人間はいないが、理由のないプレゼントは本能的に警戒される(p29)

    ・プレゼントは1万円以内にすべき(p29)

    ・自己投資とは「経験」、経験に対してお金を使うことが良い、視野は経験でしか広がらないから(p31)

    ・1万円札をだして、1600円のおつりの場合、600円を受け取って千円札とチップとする(p35)

    ・パーティ会費の一万円以内とは、居酒屋で後輩に1杯おごった時の金額を目安にするもの(p48)

    ・中年以降は、洋服、時計、カフス、鞄等の身に着けているもので値踏みされる(p55)

    ・洋服(Yシャツ等)を一度に三着買うと、新たな自分や人生を発見する(p61)

    ・打ち合わせの成果、話の信ぴょう性は「場所」に比例する(p63)

    ・成功者は、他人が足元(靴、靴下)を見て値踏みしていることを気づいている(p72)

    ・人生の三借を戒めとする、借金・借時(先延ばし)・借人(人に頼らない)である(p119)

    ・一流ビジネスマンは、仕事以外の自分をどうアピールできるかを常に考えて行動している(p147)

    ・接待4ヶ条、1)聞き役に徹する、2)相槌はオウム返しで感想は言わない、3)相槌はときに驚き、感嘆する、4)店を出てからのお礼の言葉が勝負(p153)

    ・得か損かの基準を、自分自身で決めてその基準に従って、常に得をするように生きていくと人生の勝者になる(p182)

    ・お金は人生を左右する力があるので、お金を大量に財布に入れておけば、心理的余裕ができて人生にプラスに作用する(p187)

    ・及ばざるは、過ぎたるよりまされり(徳川家康)は、人間は満たされてしまえば努力を怠り没落が始まるということ、不足は眼力を養うということ(p193)

    ・成功者は時間厳守、この一点で相手が信用できるかがわかる(p207)

    ・成功者が時間厳守にこだわる理由は、1)人格が問われる、2)時間は財産、であるから(p210)

    ・お金は使うことで活き、信用は貯めて築くもの、お金は貯めることで活きるものではない、使わないお金はないのと同じ(p213)

    2012年2月5日作成

  • 帯から納得する事が書いてある。お~~
    なるほど、と唸る。どうせお金を使うなら
    生き金を!って事やな。使い方しだいで
    一万円は十万円に化ける!もっとも。

  • 生々しいタイトルだが、基本的にはお金の使い方ひとつにどれだけ気遣いや心配りができるか、ということ。ちょいちょいその筋の人が例に出てくるのが気になるが、それだけカネの使い方には厳しい世界なんだろうなと納得する。生きたお金の使い方を今までしてきたかというと反省することが多い。反省。

  • 処世術としても参考になる話が多数あり。
    お金に意味を持たせる。

  • 一万円の使い方ひとつで印象は大きく変わる。

  • お金に付加価値をつけて
    1万円が5万円、10万円の価値になるような
    使い方ってどんなんだろうって思って読み始めましたが
    人の心理を突いた、しかも納得感のある面白い本でした。

    明日からお金の使い方が変わりそうです。

  • 以前読んだ「人はカネで9割動く」が面白かったのでこちらも読んでみました。

    同じお金を使うにしても、その使い方によって生き金にも死に金にもなる、ということがいろんなパターンで書かれています。
    本当にためになりました!

  • スマートでお金に好かれる一万円の使い方。お金持ちのお金の使い方がわかります。さりげなくこんな使い方が出来るようになりたいなぁ。

  • なるほどと思うところもあれば、相手によって考え方はかわるだろうなあと思うところもあった。
    一個一個の話がとても短くまとめられていて非常に読みやすかった。

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著者プロフィール

1950年生まれ。作家。20余年にわたって、安藤昇の秘書役を務める。

「2017年 『実録 安藤組 ~餓狼の系譜 安藤組最後の戦い編~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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