「日本男児」という生き方

著者 :
  • 草思社
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本棚登録 : 38
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794218100

作品紹介・あらすじ

女はいつの時代も、「骨のある、頼りがいのある男」に惹かれるもの。内に秘めた芯の強さ、行動力、寛容さ、落ち着き、野性味、ユーモア…そんな「日本男児の魅力」を女性ならではの視点で綴る、異色のエッセイ。"戦跡巡礼の看板娘"が贈る異色の「日本男児」論。

感想・レビュー・書評

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  • 2015.4.20日本男児とはいかにあるべきか、というテーマを女性目線、著者目線で書いた本。なんとも言えない複雑な気持ちになる。書かれている男像に魅力を感じるとともに、自分がひよった草食男子という自覚もある。口で言うのはかっこよく側から見てもかっこいいが、実際にそういう風に生きるのはまったくしんどいものだとも思う。冷静に、現在の自分と理想の男像を分離し、その距離を測った上で、気楽にかっこいい男を目指したいなと思う。かっこいい男であることに自己満足する俺、みたいなのはかっこ悪いし。男という価値観を内面化した上で、なるだけ自分に嘘をつかないよう、ゆっくりじっくり男になろうと思う。

  • この手の本は『結局言ってることは著者の偏見でしょ?』って感じになるのだか、この本もまさにそうだった。

  • 自分では絶対にチョイスしない様な題材でしたので、友人から借りて読みました。 内容的には随分と偏った思考をお持ちの方なんだな、というのを感じました。 また最近の若者を嘆かわしく揶揄する箇所が有りますが、それは御自身の人脈の幅の狭さを露呈している様なものだと思います。 最近の若者は意外と頑張っていると思います。少なくともわたしの周りでは。

  • 全く本書に書かれていることとは直結しないが、「男泣き」という言葉も思い出した。

    福島正伸氏がいう「毎日感動する会社」「人間は感動するために生まれてきた」、そして、人間は感動すれば涙を流す。

    本書の中に「やせ我慢」であったり忍耐を肯定的に捉える記述あり、私も本書の内容には賛成なのだが、ともすれば昭和時代の右肩上がりの景気の中で、生きる目的もなく仕事のみに打ち込む男性像が浮かんできてしまった。

    男が泣いていいのは人生で3度のみ、男なんだからちょっとのことで泣くんじゃない、という表現もなされるが、「男泣き」であれば許容される。それはつまり、自分ができるところまで精一杯頑張り、周りもその姿に共感して手と手を取り合って、嬉しさのあまり流れる涙。

    こういう泣き方であれば、毎日泣いてもいいのではないか。

    戦争勝利だとか、天皇崇拝だとか、右肩上がりの経済成長だとか、世の中が定めてくれる目標が今日なくなってきたように思う。そういった方向に対するストイックさを失った社会では新しい価値観が必要となるが、著者が思い起こしてくれる贈り物を周到しつつ新しい流れを作り出して行きたい。

    本書の中に書かれているような男としての務めを果たしつつ、感動社会を創出していければいいなと思った。

  • 戦争体験はないが、まったく言われる通りだ。背すじを伸ばし、ウジウジ泣き事言わず、寡黙でヤルベキ事は黙ってこなすのが、クールな男児だ(^-^)/
    半径50メートルの外で、公の活動を!

  • 今までの自分を振り返り、

    これからの事を考えるには、

    良い本だったと、

    思います。


    それぞれの持ち場で、

    切磋琢磨していければ、

    と思いますよ。



    平成23年4月のゴー宣道場のテーマとして使われます。


    どのような公論になるのか、楽しみです。


    当たるといいな。。。

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プロフィール

ジャーナリスト。昭和49年、神奈川県生まれ。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社勤務を経て独立。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』、『「白紙召集」で散る―軍属たちのガダルカナル戦記』などがある。

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