- 本 ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794218674
感想・レビュー・書評
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人はいかにしてよく老いることができるかを、苦悩と平和の中から見出したエッセイ集。同年代の人たちに贈るメッセージという面もあるが、何よりも著者自身が書きながら老いと戦っていた中で生まれたものという印象が強かった。
読むのが早すぎたかもと心配したが、学べるところ、感動するところが多かった。老いたらまた読みたい。ブクログが続いてたらそのときまた感想を書いてみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
詩を交えたエッセイ集。心に届く詩だ。読んでいる間は40代から80代まで「老い」について書かれている印象だが、読後は「成熟」を書いていると感じた。外に立っている使いの者の気配を感じながら、これからの老い方が変わりそう。成熟へ。
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最初はちょっと取っつきにくかったけど...
P63の「老いてゆく中で」の詩を読んで父のことを思ってしまった。
対象があって読み進むと...なんか...いいですね。
編者(フォルカー・ミヒェルス)のあとがきがよかった。 -
詩なので読み飛ばしにくい分、記憶に残る
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その年に近づいていないからか、自分が意識していないからか、よくわからなかった。
10年後にもう一度読めば今よりももっと共感できるのかもしれない。 -
一文一文が美しくて感動した。
著者プロフィール
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