文庫 定年後7年目のリアル (草思社文庫 せ 1-3)

著者 :
  • 草思社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794220691

作品紹介・あらすじ

お金も仕事もない日々の不安をほっとやわらげると評判の名エッセイ「定年後のリアル」の勢古浩爾さんがその後の定年後七年目の現実を生々しく勢古流ユーモアを込めて綴ったエッセイ。文庫書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • 続編になる。著者自信の感想が中心であるけれども、いろいろな本からの引用が多い。

  • 定年後、何もしなくて7年たったが楽しくやっているとの事で趣味や生きがいは、あってもいいし、なくてもいいと言い切る。

  • まだまだ先のことだとは思うけれど、共感できる部分が多い一冊。

    趣味や生きがいはない、友達は少ない、お金もあまりない―そんな人はこれから長く続く定年生活をどう過ごせばいいのか?定年生活も早くも7年目に突入した著者は「なにもしない」静かな生活こそ“白いごはん”のように飽きが来ないと断言。「なんといおうと昔は懐かしい」「理想の老年モデルはいない」「定年後に『生きがい』はなくていい」「生きていることはじんわりと心地よし」など、世間の無責任な情報に煽られず、マイペースに、ほんわか、のんびり、愉しく日々を暮らす秘訣を綴る一冊。文庫書き下ろし。ロングセラー『定年後のリアル』待望の第2弾。

  • 前作「定年後のリアル」と変わらずにどうでもいい本。

    こんな生活したくない。

  • 何もしない老後も又人生

  • なにをしてもいいし、なにをしなくてもいい「なにもない」生活を相変わらず続けている、自分よりちょっと歳上のおじさんのエッセーみたいな本。

    独り身で本を書けるだけの才能があるからこその境遇は、半分羨ましい気もするが、自分とは世界が違うとも思う。自分の世界だけに没頭するのもよろしくはないと思うので、こういう本を読むのもたまには良い。

    「おじさん図鑑」という本の書評が面白かったので、1円中古本を購入することにした。

    次は「何年後のリアル」が出るんだろう?

    (2015/2/18)

  • 古川書店

  • 『定年後のリアル』を出したからこれも出したんやろうけど、これ、需要あるんだろうか。勢古さんのことが好きでないと、おもしろく読めないのでは、と思いながら、わたしは愉しく読ませていただきました。
    勢古さん、もう六七歳あたりということで、より達観したかんじがした。いつもそうやけど、なにもかも正直に書くことで、勢古さんの人柄はじゅうぶんに伝えられていると思った。まだまだ、勢古さん読みたいな。

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著者プロフィール

1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に入社したが2006年に退社、執筆活動に専念。「ふつうの人」の立場から「自分」が生きていくことの意味を問いつづけ、『まれに見るバカ』(洋泉社・新書y)で話題に。その後も『アマチュア論。』(ミシマ社)、『会社員の父から息子へ』(ちくま新書)、『定年後のリアル』(草思社文庫)など著書多数。

「2017年 『ウソつきの国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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