文庫 昭和二十年 第1巻 重臣たちの動き (草思社文庫 と 2-5)

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  • 草思社
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794220967

作品紹介・あらすじ

昭和二十年から七〇年。いまなお続く敗戦の傷跡とはどのようなものだったのか。
本シリーズは、公文書から私家版の記録、個人日誌にいたる膨大な資料を縦横に
駆使して、昭和二十年の一年間の日本を、時間の推移に従って描いた壮大なノン
フィクションである。著者急逝により未完に終わった(第十四巻執筆の途中で急
逝)が、すでに刊行時から、丸谷才一氏、井上ひさし氏、立花隆氏はじめ多くの
識者から高く評価されてきた。今回、待望の文庫化によってシリーズ全巻を刊行。
1月、米軍はフィリピンを進撃中であり、本土は B29の空襲にさらされ、日本の運命は
風前の灯にあった。近衛、木戸、東条はこの正月をどう迎え、戦況をどう考えたか。

感想・レビュー・書評

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  • 2018.03―読了

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著者プロフィール

鳥居 民(とりい・たみ)
1928年(昭和3年)、東京牛込に生まれ、横浜に育つ。水産講習所を経て台湾政治大学へ留学。台湾独立運動に関わる。現代中国史、日本近現代史研究家。代表作であるシリーズ『昭和二十年』(全13巻)は、執筆に1975年ごろから準備し40年ほどを費やした。左翼的な史観にとらわれていた日本の現代史研究に、事実と推論をもって取り組む手法で多大な影響を与える。他の著書に『毛沢東 五つの戦争』『「反日」で生きのびる中国』『原爆を投下するまで日本を降伏させるな』『鳥居民評論集 昭和史を読み解く』(いずれも草思社文庫)などがある。2013年1月急逝。享年八十四。

「2019年 『文庫 山本五十六の乾坤一擲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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