超監視社会: 私たちのデータはどこまで見られているのか?

  • 草思社
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本棚登録 : 242
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794222374

作品紹介・あらすじ

スマホの履歴やオンラインでの購買履歴、グーグルでの検索、フェイスブックの利用だけで、あなたの性癖はバレている――。すべてがネットにつながれる時代、詳細な個人情報は巨大企業が握り、データは国家による個人の監強化を促し、私たちは超監視社会とも呼ぶべき社会を生きている。コンピュータセキュリティの専門家がネットの向こう側から見たこの社会の危うさに警鐘を鳴らす。何気ないネット、スマホ利用から想像を超える情報監視が進む実態を赤裸々に描いた衝撃の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 頭ではわかっていたことだが、やはりかなり怖い。
    利便性の裏で本当に失っているもの。失っているか、体制が変わった時とか、本当に狙われた時にどうなるのか。
    かつ、監視には向いても防止にはならない。

    ただの警鐘ではなく、解決のための方策などの提案まで述べられているのも良い。

  • 便利だと利用している携帯電話のアプリ等は何かに活用されているリスクがある。
    悪いことをしていなければ、プライバシーを丸裸にされていいという事ではない。

  • スノーデンの事例を含め、社会の監視に関して、プライバシーの問題や今後の提言とともに述べている本。
    ひとたび目を付けられると、色々と特定される社会になっており、そのあたりの恐怖と言うかリスクについては共感するものがあります。
    分量的には、良く言えば内容豊富、悪く言えば長々しい。
    そんな感想でした。

  • プライバシーがだだ漏れしてる。テロの脅威を餌に政府が、利便性を餌に企業が個人にかかわるデータを知らずに見てる。フェースブックを代表とするSNSや、Gmailなどクラウドサービスでも個人的な、特定の人にしか知らしめていない秘密の話でも、そのデータは自分のものではなく、企業のものでありそのデータは削除されない。
    本書は米国の視点だけれどもGoogleなど米国企業のサービスを日本から利用しても個人の知らないうちに米国の政府(NSA)に見られていることに。
    ってここに書いていてもねぇ。

  • 2022年10月~11月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00532005

  • 東2法経図・6F開架:007.3A/Sc5c//K

  • 残念ながらコロナでさらに加速!なんかもう疲れたわ

  • スノーデンの暴露情報を契機に政府や企業による大量のデータ収集と網羅的なデータ分析により実現する監視社会の到来に警鐘を鳴らした書籍。

  • 監視について書き物をしたい方、おすすめです。

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著者プロフィール

1963 年生まれ。コンピュータ・セキュリティの世界的権威。暗号学者。著書に
『信頼と裏切りの社会』(NTT 出版)、『暗号の秘密とウソ』( 翔泳社)、『セキュ
リティはなぜやぶられたのか』( 日経BP 社) などがある。ハーバードロース
クール研究員。

「2016年 『超監視社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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