人はどこまで合理的か 下

  • 草思社
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本棚登録 : 271
感想 : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794225900

作品紹介・あらすじ

「理性に従う」ことは、カッコ悪いのか?

理性こそが、進歩と繁栄を導く――。
理性的思考のための最強ツール群を、倫理学や経済学、統計学、
ゲーム理論など幅広い学問から抽出。その考え方を解説、伝授する。

この1000年あまりの間に、人類は本来持っている合理性を拡張すべく、
数多くの合理性のツールをつくり出してきた。
そのツールとは、「論理」「批判的思考」「確率」「統計」「意思決定理論」
「ゲーム理論」など幅広い学問分野から生まれた、
合理的に思考するための数多くの“道具”である。
こうしたツールは、危険な選択を修正し、疑わしい主張を値踏みし、
おかしな矛盾に気づき、人生の浮き沈みや悲劇について洞察を得るのを助けてくれる、
人生にとっても社会にとっても、非常に重要なものだ。
にもかかわらず、これらツールをすべてまとめて説明する本はこれまでどこにもなかった。

本書は人類の英知の結晶である、最強の合理性ツール群をまとめて解説・伝授する、初めての本である。
ハーバード大学の人気講義が教える、理性の働かせ方!

感想・レビュー・書評

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  • OPACへのリンク:https://op.lib.kobe-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2002306778【推薦コメント:最近の注目本】

  • かつて資本主義と社会主義が東西に分かれて対立した時代があり、どちらがより合理的な国家体制だったのか、その結末を現代の我々は知っている。でも適者生存した資本主義が完全に合理的かというと、そうでもない。

    合理性同士のコンフリクトをどう解決するのかと問われれば、結局、歴史をもって実証するしかないのかもしれない。

    誤読を恐れずに解釈すると、合理性とは仮説と実証のスパイラルであって古い仮説と新しい仮説がコンフリクトすること自体は想定内なのだ。ただし合理性にはときにバグ(誤謬や矛盾)やフェイク(エセ科学・思想・信条・イデオロギー等)が混入する場合があって、そうすると客観的な比較検証が難しくなり、その修正や判定には時間を要する。

    だから「我々は常に合理的であらねばならない」という著者の主張は、超訳すると「結論を急ぐな。私情を挟むな。冷静であれ」という忠告なのだと思う。

  • レビューはブログにて
    https://ameblo.jp/w92-3/entry-12774116636.html

  • 上巻に記載

  • モンティホール問題に始まり、様々な実例を用いて、我々がいかに誤謬(非合理的な認識)を行いがちか、そしてそれがどういったことから派生するかが詳細に解説されいてる。
    著者の広範な知識にはただ圧倒され、古今東西の心理学はおろか哲学・社会学の文献からの引用も多く、読んでいて学ぶところも多かった。
    一方で訳の問題なのか、原文がそうなのか分からないが難解な部分や数式もあり、(これは私のレベルの問題であろうが)理解がおぼつかないところもあった。

  • https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/903431

    千駄ヶ谷にもあります。

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著者プロフィール

スティーブン・ピンカー(Steven Pinker)
ハーバード大学心理学教授。スタンフォード大学とマサチューセッツ工科大学でも教鞭をとっている。認知科学者、実験心理学者として視覚認知、心理言語学、人間関係について研究している。進化心理学の第一人者。主著に『言語を生みだす本能』、『心の仕組み』、『人間の本性を考える』、『思考する言語』(以上NHKブックス)、『暴力の人類史』(青土社)、『21世紀の啓蒙』(草思社)などがある。その研究と教育の業績、ならびに著書により、数々の受賞歴がある。米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」、フォーリンポリシー誌の「知識人トップ100人」、ヒューマニスト・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた。米国科学アカデミー会員。

「2022年 『人はどこまで合理的か 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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