MP3 CD付 英語で読むグレート・ギャツビー The Great Gatsby【日英対訳】 (IBC対訳ライブラリー)

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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794602091

作品紹介・あらすじ

村上春樹が最も影響を受けた作品の1つであり、ジャズ・エイジの輝きと虚しさを描いた英米文学を代表する1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 簡潔な英語へのretold。少しながら解説もあり。
    1920年代のアメリカを描いた文学作品。
    この種の文学作品は、普段全く読まないが、とても面白かった。有名なのも納得。
    ストーリーの面白さ、魅力的な登場人物、豊かな感情表現、考えさせられる奥深さ、どれも素晴らしい。
    簡単な文章に直されているはずなのに、文章的な美しさすら感じた。
    個人的に一番感動したのが、ギャツビーの本に書いていたスケジュールを読むシーン。これこそがギャツビーがGreatな理由のはず。
    真にGreatなのは、最も純粋な心を持った語り部のニックかもしれない。
    海外では英語の授業の教材になっているそう。この本を使って英語の授業をしてくれていたら、もっと真面目に授業を受けたのに…。

  • すごく面白かった!!最初はオリジナルで読もうと思ったのですが、読み間違えるのもなんだか嫌だなあと思い、この簡単な英語で書かれたものを読みました。
    ギャツビーの、真っ直ぐさというか、純粋さというか、悪く言うと愚直というのかな、、、なんとも言えない悲しさと愛おしさを感じました。
    He decided to give his plans, his dreams, and his life to Daisyって、、、そう思ったとしてもなかなかそこまで捧げられないのに、それなのにその努力が実らないなんて。
    願わくば、Daisyと再会した時に、幻滅してほしかった。過去はどれだけよく見えても結局過去なんですよね。。

    次はディカプリオの映画見て、オリジナル版も読みたい!と思います。

  • 村上春樹版を先に読んでたので朗読CDだけでもある程度ついていけてよかった。内容はわりと簡略化されているので、ある意味飽きずに読み進めやすいかも。

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著者プロフィール

(Francis Scott Fitzgerald)
1896年生まれ。ヘミングウェイ、フォークナーらと並び、20 世紀前半のアメリカ文学を代表する作家。1920年、24歳のときに『楽園のこちら側』でデビュー。若者の風俗を生々しく描いたこの小説がベストセラーとなって、若い世代の代弁者的存在となる。同年、ゼルダ・セイヤーと結婚。1922年、長編第二作『美しく呪われた人たち』を刊行。1925年には20世紀文学を代表する傑作『グレート・ギャツビー』を発表した。しかし、その後は派手な生活を維持するために短編小説を乱発し、才能を擦り減らしていく。1934年、10年近くをかけた長編『夜はやさし』を発表。こちらをフィッツジェラルドの最高傑作と評価する者も多いが、売り上げは伸びず、1930年代後半からはハリウッドでシナリオを書いて糊口をしのぐ。1940年、心臓発作で死去。享年44。翌年、遺作となった未完の長編小説『ラスト・タイクーン』(本書)が刊行された。

「2020年 『ラスト・タイクーン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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