室礼

著者 : 山本三千子

• 叢文社 (1997年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[oto0620さんの感想 · 2016年2月7日]

“正月、節分、雛祭、端午の節句、七夕、お月見、七五三の七つの年中行事を取り上げて、それぞれの室礼について、写真と解説文を備えた入門書。”ー内容紹介より。

　◇お正月
　◇節分
　◇雛祭
　◇端午の節句
　◇七夕
　◇お月見
　◇七五三


室礼について、月に一度のペースで習い始めて、ようやく１年。
日本ならではの、年中行事・暮らしの文化を通じて、四季の移り変わりを愛でる…そんな心にゆとりある生活を送れるようになりたいな、と。

で、何年も前に購入して本棚の片隅にあった本書が、室礼本だということに、つい先日気づいて再読。

入門書とのことで、内容は既知の行事が大半ですが、それぞれの行事の云われや品々の名称など、学べるところも盛りだくさん。美しい写真の数々を眺めてるだけでも楽しめます。

この方の他著書も探してみようと思いました。

[凛さんの感想 · 2013年3月12日]

月々の飾りが紹介されてますが、実用というより室礼とはどのような考え方でどのような飾りの可能性があるかが述べられている本だと思う。

縁側や床の間に施された室礼なので直接はあんまり今の自分の生活には役立てられないなぁ。入門レベルの美術書のような感じかな。でも興味はあるのでほかの著書を見てみたいです。