医者と殺人者―ロンブローゾと生来性犯罪者伝説

制作 : Pierre Darmon  鈴木 秀治 
  • 新評論
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794801357

作品紹介・あらすじ

犯罪者の多くは隔世遺伝により生れながらに犯罪者たる運命をもつ。19世紀末、ロンブローゾの生来的犯罪者説は、世界的反響を呼んだ。これを契機に社会学、人類学、精神医学の立場からの反論が相次ぎ、犯罪人類学、犯罪社会学、社会衛生学、法医学の進歩・発展を促した。興味深いエピソードを交えた異色の犯罪学思想史。

感想・レビュー・書評

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  • 戦前だが、頭蓋骨の各部分を計測する事によって先天的な犯罪者を見つけられるという信じがたい学問が有った。これが後々ナチスがユダヤ人絶滅に走る切っ掛けになった。ロンブローゾという名前を聞いたことがある方も多いと思うが、その学問もどきのイタリア学派の第一人者であった。このインチキ医学を徹底的に暴いた書籍で唯一の本がこれである。絶版になって久しく、再販コムでも依頼を出しているが相手にされない状態が続いている。大著であり有意義な本だが何とも消えていくのは惜しいことである。

  • 再読。

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