読書家の時間: 自立した読み手を育てる教え方・学び方【実践編】 (シリーズ・ワークショップで学ぶ)

制作 : プロジェクト・ワークショップ 
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794809698

作品紹介・あらすじ

本書は、2009年に刊行した『リーディング・ワークショップ 「読む」ことが好きになる教え方・学び方』の、日本の教室における実践編です。私たちはこの教室の時間を「読書家の時間」と呼んでいます。
 過去五年間、「読書家の時間」を実践するなかで、読むことが好きになり、読書家として目覚ましい成長を遂げた子どもたちの姿を数多く目にしてきました。それは、この時間が設けられている教室では、手を伸ばせば届くところに本があり、本を読むことと本について語ることが文化となっているからです。
 子どもたちは、「読むこと」とは、「一人で行う」だけでなく、友達と共有できる楽しみでもあることを、ペア読書やブッククラブなどを通して日々体験しています。そのなかで教師は、子どもたちの成長に軸足を合わせながらいろいろな読み方を教え、一人ひとりの子どもの様子をよく観察し、それぞれの選書や本への取り組み方に必要な支援を行っています。そして、教科書よりはるかに広い本の世界で子どもたちの可能性を拓いていきます。
 このような授業は、国語の教科書を「こなす」だけでは実現できません。読む力は、実際に多様な本をたくさん読むこと抜きには身につかないからです。さらに、授業で学んだことが日常の読書生活に生かせるように、学んだことをふり返る機会も大切にする必要があります。本書ではこのように、子どもたちが読むことを好きになり、読むことが習慣になるような教え方・学び方を、実践を踏まえて紹介しています。
本書は、「書くこと」に焦点をあてた『ライティング・ワークショップ』、そしてその実践編である『作家の時間』(いずれも既刊)の「読むこと版」でもあり、読み・書きのつながりを大切にすることによる相乗効果が期待できます。私たちの教室では、子どもたちは作家として、また読書家として本に取り組むことが大好きです。(編著者)

感想・レビュー・書評

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  • 子どもたちが自分で本を選んで、読書を楽しみ、読む力を伸ばしていく。
    その力を引き出すための指導法。(教師用)

  • これこそ、読みに関して待ち望んでいた本だ。
    随所に、世に蔓延している「ひたすら」一斉授業」や「教えることは、前に立って話すこと」という勘違いから抜け出す必要性や抜け出した人の変容が描かれている。特に、10章の「教師の変容」は秀逸だ。職場でコピーして配りたいくらいだ。
    How to doという面でも、児童との関わり方や、指導要領とのマッピング、10分でできる年間計画など有益な情報に溢れている。

    一つ要望を挙げるとすれば、評価の記述がもっとほしい。単元テスト等は行わずに評価するのであれば、形成的、総括的に拘らず、よりシステマティックな評価が必要なのではないか。

    ここに決意を述べよう。次は、「探究家の時間」だ。私に何ができる?当たるべき文献はいくつもすでにある。このシリーズの手法を参考にまずは翻訳、そして、日本での実践の記録本。どこから、誰から話そう?

  • 第10章「教師の変容」
    読んでみて…
    自分も途中経過にあるみたいです。
    実は順調みたいです。
    このままいくといいみたいです。

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著者プロフィール

「作家の時間」を手はじめに、その後「読書家の時間」、「数学者の時間」「市民・歴史家の時間」「科学者の時間」などの教え方を実践普及しているチーム。「ライティング・ワークショップ(作家の時間)」のHPをご覧下さい。

「2018年 『増補版 作家の時間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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