- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794916990
作品紹介・あらすじ
未知の世界をもとめて、若者ウォルターは故郷ラングトンを後にした。旅立ちの前に波止場でふと目にした、美しい貴婦人と乙女と小人-謎の三人連れの幻が心に焼きついて離れない。やがてウォルターは妖しい糸にたぐりよせられるように、「地の裂け目」から不気味な森に踏みこんでゆく。騎士物語の冒険と栄光、妖精譚の魅惑と神秘をみごとに結びつけた、ファンタジー文学の古典的名作をモリス研究の第一人者の翻訳でおくる。
感想・レビュー・書評
-
ある美術館で開催されていたウィリアムモリス展から、この物語に辿り着きました。
古典的名作とはこのような本を言うのでしょうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昔から口頭で伝承されてきている物語とか、そういう雰囲気。無駄に語らないところがいい。
-
ウィリアム・モリスが残してくれた中編ファンタジーです。彼の作品は初めてですが、とても楽しく、ワクワクして読みました。一読して、ラファエル前派のバーン・ジョーンズと友人だった理由がわかります。価値観や趣味が一緒ですね。擬古文だそうですが、物語の構造も擬古的ですね。千一夜物語の語りぶりを連想しました。
-
[ 内容 ]
未知の世界をもとめて、若者ウォルターは故郷ラングトンを後にした。
旅立ちの前に波止場でふと目にした、美しい貴婦人と乙女と小人―謎の三人連れの幻が心に焼きついて離れない。
やがてウォルターは妖しい糸にたぐりよせられるように、「地の裂け目」から不気味な森に踏みこんでゆく。
騎士物語の冒険と栄光、妖精譚の魅惑と神秘をみごとに結びつけた、ファンタジー文学の古典的名作をモリス研究の第一人者の翻訳でおくる。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
図書館で発見!ずっと読みたかった本。でも、十年以上図書館にあって、今までに借りた人が私しかいないのって…寂しい。名作なのに。