バスラの図書館員―イラクで本当にあった話

制作 : 長田 弘 
  • 晶文社
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本棚登録 : 234
レビュー : 59
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794920423

感想・レビュー・書評

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  • いままでも、災害や戦争から本を守ろうとした人はたくさんいて、アリアさんはそのひとりだけど、本を守ろうとした人に共通する大きな勇気を持っていると思う。
    「本をまもりたいの。手伝ってくれない?」何気ないセリフだけど、それが好き。
    アリアさんを手伝う人たちも考えるより先に体が動いてますね。

    人ごとじゃない。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「疎開した40万冊の図書」と言う映画を観に行きたいと思っていたのですが、都合がつかず、、、
      http://nyankomaru.tumbl...
      「疎開した40万冊の図書」と言う映画を観に行きたいと思っていたのですが、都合がつかず、、、
      http://nyankomaru.tumblr.com/post/76629076350/40
      2014/03/12
  • このままむざむざと、戦火と言うばかげた炎に大切な図書館の本を燃やし尽くされてなるものかっ!

    と、イラクの図書館員さんは、全ての蔵書を運び出そうとする。
    すぐそこまで炎は迫っても、
    人々が逃げ惑っていても、
    こんな大事なものを、
    黄金にも勝る宝を、
    置いて逃げるなんて出来ない。

    絶対に嫌だ…。

    この図書館員さんの気持が痛いほど良く伝わった。
    彼女が全ての本を運び出した数日後、
    図書館は戦火に包まれ、崩壊して行った…。

    本当にあったお話しだそうです。

  • 息子さんのジョナ・ウインターさんと一緒に作られた
    『この計画はひみつです』
    https://booklog.jp/item/1/4790253562
    を読んで(8/10読了)、
    以前からみかけていた本書と同じ作者さんだと知り手に取りました。
    正方形の額縁の中に描かれている構図、同じです。
    図書館の本にはイラクの人たちの歴史が全部つまっていて
    その歴史のつまった図書も破壊の対象となる
    「アリアさんはのぞみをすてません」の次頁からの背景色の水色の穏やかさ
    アリアさんの絵の穏やかな顔
    最後の頁の図書を守るアリアさんの凛とした顔・・・
    印象深かったです。
    地球上から戦争がなくなって、穏やかな水色の世界が広がればと思います。

    訳は長田弘さん。

    【覚書】
    2003年春、イラク侵攻が、バスラの街にまで達します。バスラの中央図書館には、700年も前のムハンマドの伝記をはじめ貴重な本が沢山あり
    司書責任者だったアリア・ムハンマド・バクルさんは、図書を安全な場所にうつしてほしいと当局にもとめましたが、断られます。
    そこで、友だちのアニスさんやアニスさんの兄弟、アニスさんのレストラン(ザ・ハムダン)で働く人たち、近所の人たちで、蔵書の70%にあたる3万冊の本を安全な場所に移し守ります。イラクで本当にあった話し

  • 「もし本が無事だとわかったら、戦争というけだものは、きっとまた、町にもどってきます」
    意味わからない…この1文がとてもひっかかる…

    実話だそーですが・・・
    「はげしい爆撃と砲撃で町はあかあかと燃えあがりました」
    「9日後図書館は燃え落ちました」
    この記述を信じるなら、図書館がわざわざ標的にされたわけではないんですよね? なのに、なんで本が狙われているかのような文章が???

    戦時国際法では武力紛争の際の文化財の保護に関する条約というものがあって保護対象に図書館も含まれているはずなのですが、それを無視して図書館が爆撃されたって訴えているんでしょうか?

    戦争を非難する気持ちはわかるし、文化財を守るのも当然重要な事ですが,実話ということをアピールしている本なら、事実関係は誤解のないようにわかりやすく書いてほしい…

  • 2018.06 6-1

  • 戦争から必死に本を守った図書館員の話。

  • 【図書館】戦火の中、本を守るアリア・ムハンマド・バルクさんが凄いです!

  • 本当にあった話のようです。数日前にテレビで見た、日本・大久保の図書館員さんもそうだけど、厳しい状況下でいっつも頑張っているのに報われない。居住地のよく利用する図書館でも、よく非難・文句ばかりの投書を見かける。どうしてこうも、人間はやさしくないのか・・と悲しい気持ちになる。だからいつも、「ありがとう」とかいた投書をする。

  • 本を疎開させた話のイラク版。疎開というよりギリギリの避難。命の危険も迫る中、それでも本を大切に守ろうと必死に本を運んだ図書館員のお話。
    図書館や本は人類の叡智と記憶。きっと本たちはより良い世界への扉を開く道標になると私も信じている。

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著者プロフィール

絵本作家。伝記や、実際にあったことにもとづいた絵本を数多く手がけている。邦訳作品に、『マララとイクバル パキスタンのゆうかんな子どもたち』(岩崎書店)、『いつもみていた ゆめをかなえた女の子 ジェーン・グドール』(福音館書店)、『ろばのとしょかん コロンビアでほんとうにあったおはなし』(集英社)、『バスラの図書館員 イラクで本当にあった話』(晶文社)など多数。

「2018年 『この計画はひみつです』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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