禁じられた歌: ビクトル・ハラはなぜ死んだか

著者 :
  • 晶文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794950819

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  • ビクトル・ハラさんのことを
    教えてくれたのは
    鈴木たか子さんという
    一人のピアノ弾きだった

    彼女はピアノのあるところ
    どんなところにも 行きますよ
    ちゃんと手当てがされているものでなくとも
    いくつかの鍵盤が動かなくなっているものでも
    ピアノがそこにあり
    聴いてくれる人がいる限り
    どんなところでも
    伺いますよ
    という 私の大好きなピアニストです

    彼女が 
    弾き語りをしてくれた
    「Te Recuerdo Amanda アマンダの想い出」
    は 今でも頭の中で流れている

  • ピノチェトのクーデタで殺された歌手、ビクトル・ハラについて周辺の人々への聞き取りを丹念にまとめた本。
    チリに行ったときに何気なく空港の土産物屋で買った「LA NUEVA CANCION CHILENA(チリの新しい歌)」というアンソロジーCDがある。ビクトル・ハラの歌が入ってるというだけで手に取ったのだが、本書がビクトル周辺の人間模様を丹念に教えてくれたおかげで、ビオレータ・パラ、アンヘル・パラ、キラパジュンといったCDに入った他の歌い手たちのことも知ることができた。

  •  これはいい本だ。私がビクトル・ハラを知ったのは、つい最近のこと。友人から教えてもらった。そこで色々と調べている内に、この本に辿り着いたってわけ。

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著者プロフィール

 1962年大阪府生まれ。作家、音楽家。著書に『禁じられた歌 ビクトル・ハラはなぜ死んだか』(晶文社)、『ラテンに学ぶ幸せな生き方』(講談社)など多数。

「2012年 『ハシズム!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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