世界一の日常食―タイ料理 歩く食べる作る

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  • 晶文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (131ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794957252

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  • タイ予習本その1。

    発行は1986年。
    おそらくタイ料理が今ほど世間に浸透していなかったであろうことが、
    文中の日本人たちの反応からうかがえる。

    辛いものとレモングラスが苦手だということもあり、
    タイ料理と接することはあまり無かった。
    ただ、苦手だと分かっているものでも、何年かに一度は試してみることにしている。

    本書を読んでいて妙に「ヤム・ウンセン」なるものが食べたくなったので、
    先日実際にタイ料理店で頂いてきた。
    たしかに辛かったけど、同時に箸がすいすい進む味だった。
    別に注文したお肉料理のレモングラスも、他の調味料とうまく調和していて美味。
    長く閉ざされていた扉が、再び開いたのを感じた。

    まあ、日本のフランチャイズ店だったので、
    恐らくいろいろ手加減されていたのだろうとも思う。
    次回、本場の味に挑戦したときの自分のリアクションが、今から楽しみだ。


    ***
    タイ米の炊き方(p.16)
    1)米の三倍ぐらいの水を沸騰させ、洗っておいた米を入れる。火は強火。
    2)ほぼ煮えたところでお湯を捨てる。ただし、全部捨てると蒸らすことができないので、わずかに残す。
    3)蓋をしてしばらく蒸す。

    ピクンさんのカオ・トム(お粥)(p.75)
    1)沸騰したお湯に、冷やご飯と炒ったピーナツ(ご飯の1割)を入れ、しばらく煮る。
    2)みじん切りのにんにくを多めの油できつね色になるまで炒める。
    3)干しエビ(ピーナツの半量)を水でさっと洗う。
    4)2・3の具材をお粥に入れ、もう1回煮たてればできあがり。

    サンカヤ・ファクトン(外語祭のかぼちゃプリンに似ている)(p.128)
    1)かぼちゃの上部を切り取り中身をくりだす。
    2)卵4個に砂糖1カップを入れて混ぜる。
    3)温めた牛乳1カップ弱とココナッツパウダー1カップを加えてよく混ぜ、1のかぼちゃに入れる。
    4)布巾で包んで蒸し器に入れ、中火で1時間15分ほど蒸す。

  • タイのごはんについてのエッセイとレシピ。

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