貧困旅行記

著者 :
  • 晶文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794960702

感想・レビュー・書評

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  • 2018/04/05

  • 5年ぶりの再読。
    昭和の雰囲気に浸りたくて、昔ながらの純喫茶に通いながら少しづつ読み進めました。

    前読んだときより旅した場所が増え、年齢も重ねたからか、作品に、作者にぐっと親しみを感じました。

    これから何年かおきに読み返していくのが楽しみです。

  • 20160612 何年ぶりかの再読。今読んで感じる事の方が真実に近い共感が得られる。

  • 2016/5/26購入

  • 本書にある温泉や町、宿、全く知らなかった作家をところどころ検索。今もちゃんとあるのに驚き。いや、そんなに前の時代じゃないんだ・・・と思いながら。 それらの多くは検索すると必ずと言っていいほど「つげ義春が・・・」との解説も見受けられ、秘境や温泉経営を絶大なる影響力で支えている。おおっぴらに流行らなくてもつげ氏の力はすごい。 この旅日記を読んで旅というのはこのようにして、近いところにたくさんの掘り出し物件があったり、いろいろ心に光や影を与えてるものなのだ、私の今までの旅はまちがっとる!と思った。
    しかし、今のところ、つげ作品はこれにて休憩にしようと思った。影響力、濃いから(笑)。

  • 請求記号 291.09/Ts

    添えられた写真そのままにモノクロの情景が頭に浮かぶ、なにか心に引っかかる読後感を持つ作品です。

    逃避行の自暴自棄感だったりけだるさだったりといった感情と赤裸々にさらす行動とが次第にまとわりついてきますが、一方で私がこういう体験をすることはないんじゃないかという、超えられない一線を感じながら読み進めました。

  • 最近旅に興味があるので先人の旅を真似てみようと思いこれを借りたのだが、自分の思い描く貧困旅行とは似ても似つかぬものだった。最初の蒸発旅日記では旅先でのストリッパーとの一夜などの描写もありわくわくしながら読むことができたが、後半に進むにつれて個人的にはイメージのしづらい描写になっていたのが残念であった。

  • 作者は漫画家であり、竹中直人主演監督映画「無能の人」原作者。こんな旅館泊まれるの?というような写真が載っていたり、よくこんな所みつけたなぁという旅行記。片仮名の他、人名、地名を覚えるのが非常に苦手な私。もっと地理感があって、地名を覚えたら、何倍も楽しく読めそう。作者のやる気のないような虚脱感が好きです。

  • 旅行記というものを初めて読んだ。タイトルに貧困とあるが、貧乏な旅行の記録ではない。
    常に隠棲を夢想してはいるのだが、常に家族や金といった現世を捨て切ることができない、筆者の悲しいけど滑稽でもある旅行の記録である。貧しさとか寂しさとかに、敢えて浸る気持ちとそれで得られる妙な安心感。結局妄想とか現実逃避とか言われるんだけど・・・そんな旅行の記録です。

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