- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794962270
作品紹介・あらすじ
紀元前七千年、氷河時代のアリューシャン列島。大波に洗われ、火山のとどろきやまぬ極北の地。寄せくる運命に翻弄されながらも、少女は大自然の精霊たちにまもられて、ひたむきに生き。旅。戦い。誕生。死。壮大なスケールで描く愛と冒険の古代ロマン。平和な兵辺の村を「殺し屋」一族が襲った。たったひとり生き残った十三歳の「黒曜石」。愛するすべての者を失った少女は、ラッコの精霊に導かれ、大海原へ旅立つ。黒髪をなびかせながら進む彼女のゆくてに、やがてクジラの彫像をもつ謎の老人が…。
母なる大地 父なる空〈上〉―アリューシャン黙示録の感想・レビュー・書評
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アリューシャン黙示録シリーズ。「母なる大地 父なる空」「姉なる月」「兄なる風」の三部作。紀元前、氷河時代のアリューシャン列島を舞台にした親子にわたる物語です。
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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
紀元前七千年、氷河時代のアリューシャン列島。大波に洗われ、火山のとどろきやまぬ極北の地。寄せくる運命に翻弄されながらも、少女は大自然の精霊たちにまもられて、ひたむきに生き。旅。戦い。誕生。死。壮大なスケールで描く愛と冒険の古代ロマン。平和な兵辺の村を「殺し屋」一族が襲った。たったひとり生き残った十三歳の「黒曜石」。愛するすべての者を失った少女は、ラッコの精霊に導かれ、大海原へ旅立つ。黒髪をなびかせながら進む彼女のゆくてに、やがてクジラの彫像をもつ謎の老人が…。
これは10年位前に読んでとてもおもしろくて、痛くて、感動して、忘れられないシリーズでした。
その当時3部までしか出てなくて、そこでおしまいになっていたのですが、久しぶりに調べたら4部まで出ているではないですか。
4部だけ借りてもよかったのですが、とても面白かったし、再度1部から読み直そうときめて借りてきました。
「黒曜石」の物語。
そうだった、彼女からスタートだった、この話。
アリューシャン列島の中の1つの島での出来事。
風の音や海の冷たさ、そしてラッコやあざらしの鳴き声が聞こえてきそうな物語。
肉の処理の仕方とか、皮のなめし方とか、物語の中に細かく描写される作業にも魅せられながら読みました。
前回読んだときはまだわたしはピアノ弾きだった。
現在は歌い手。
歌い手の端くれとなった現在「歌」がこの時代から重要な仕事をしていたのだということをこの本からも学んだように思います。
「古に遡る」と「黒曜石」二人の絆が太くなっていくと同時に、切なさがつのる展開でした。
Mother Earth Father Sky by Sue Harrison -
10年ぶりに再読。今読んでも、やっぱりすごかった。でも上巻は、ヒロイン「黒曜石」の受難が本当に痛ましい……。
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スー・ハリソン作のアリューシャン黙示録にこの2週間はまっていました。 「母なる大地、父なる空」「姉なる月」「兄なる風」の三部作でそれぞれ上下あるので読み応えもあるんですが、とにかくおもしろい!
紀元前七千年前、アリューシャン列島(アラスカの方)に住んでいたアリュート族の話なんですが、とっても楽しめます。時代と場所を越えて人間というものを描いています。 難しくないし超おすすめです。 -
紀元前7000年、氷河時代のアリューシャン列島。過酷な環境の中、身を寄せあって生きる〈第一等族〉の人々を、〈殺し屋〉一族が襲う。唯一生き残った少女は、新しい世界に向けて旅に出る――。
...というあらすじで間違いないのだけど、なぜかそれほどダイナミズムは感じられない。上巻では小島ひとつ分しか旅が進んでいないせいかな。
あるいは、少女の愛や憎しみにかかわる成長が思ったよりゆっくりなので、その精神的な動きの少なさも、淡々としているように感じられる要因かも。
専門的に研究している著者のようで、部族の暮らしや狩りの様子はリアリティがあって楽しい。 -
アリューシャン黙示録#1(上巻)
感想は下巻。 -
上下巻。
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カヤックをやっている人なら一度は手にとって欲しい
紀元前七千年、氷河時代のアリューシャン列島が舞台
厳しい自然の中で、カヤックでクジラやアザラシを狩りして生きている人々
抗争あり、恋愛あり
これを読んだ後に海に出たが
私もアリュート人になったような気がしてなんだかワクワクした
物語なので読みやすいにも関わらず
海洋民族のことはしっかり調べてあるらしいので
とってもおススメ -
昔の海洋民に興味があって読んだ。良く調べて書いてあるなあ。この巻に出てくる敵役の「殺し屋」がいやな奴だ。主人公の「黒曜石」は、かわいいなあ、頑張り屋だなあ、応援したくなる。「古に遡る」の謎も下巻で解けるのだろうか?この物語の頃の日本列島は縄文時代の前期あたりだろうか、日本列島の縄文人も、この物語のアリュウト人と同じような世界に生きていたのだろうか。
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描写の癖の原点はここにある、かもしれない、かも。
評価色:桃色
スー・ハリソンの作品




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