家具の本

著者 :
  • 晶文社
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本棚登録 : 37
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794965066

作品紹介・あらすじ

日本の空間文化がもつ特質を最先端のインテリアデザインに甦らせる内田繁の仕事。その30年の軌跡を、代表的な家具作品を網羅してたどる。枕が巨大化したフリーフォームチェア。闇をつくるための照明。西洋にはない引戸の工夫。人びとの交流の場になる縁台をイメージしたソファ。光・色彩・透明感の使い方。軽やかに自在に変化する家具への夢。本書は、インテリアデザイン史の証言であり、21世紀に向けた「日本文化のメソッド」の伝達である。デザインという行為がもつ自由と、そこからうまれる一脚の椅子を愛する人に、届けられる待望の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • インタビュー形式で語られる、30年のデザインに関して。
    のっけから“人をダメにするソファ”みたいなのから始まる。
    木、パイプ、ヨウジヤマモト、ホテル イル・パラッツォ、門司港ホテル、茶室、フラグメント。
    その時々にのデザインしたものに関しての解説がすごく深い。

  • 資料番号:010380756
    請求記号:758/ウ

  • 写真が多く、インタビュー形式なので読みやすい。内田さんが直接書いた文章よりも頭にスッと入りやすいと思う。
    時代に合わせて求める人、モノが変わっていく。この本から得たのは、時代と歴史を読み解くことの大切さだと思う。内田さんがいい意味での『裏切り』をしたように、今の時代に何を提案していけばいいか考えさせられる本。

  • 入学して初めて大学の図書館で読破した本。

  • 1月19日読了。内田繁というデザイナーがインタビュー形式で語る、彼の仕事と哲学。私は不勉強で彼のことを知らなかったが・・・。デザインというものは感覚、も大事だけどそれだけではなく、理論・分析・考察があったうえで「何を実現したいか」というビジョンが必要なものなのだろう。内田氏のデザインによる家具、照明、ホテルの内装などの写真が豊富で「いいモノに触れた!」という読後感が得られて楽しい。

  • 想像以上に面白かった。
    けど時代を感じてさみしかった。

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