子どもの本屋はメリー・メリーゴーランド

著者 :
  • 晶文社
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本棚登録 : 46
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794965127

作品紹介・あらすじ

田んぼの中に、子どもの本屋を開いて25年。おもしろい本を読んだら人に勧めたい。スゴイ人に会ったらみんなに会わせたい-。子どもと一緒に本を読み、自分の町を探険する。川をのぼり、落語をきく。おとなも巻き込んで、いまいるここをワクワクする場所に変えていく。これが、エネルギッシュでアイディアあふれる店主・増田喜昭の本屋術だ。地域に根ざした本屋として、メリーゴーランドは夢と未来をのせ、きょうも元気に回りつづける。

感想・レビュー・書評

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  • 愛情たっぷり、愛すべきいい加減さ(笑)、読めてよかった。こういう大人がいてくれることに、心底ホッとします(*^_^*)

  • すごく面白くて、ノンストップで読み終えました。

    メリーゴーランド店のことは少し前から知っていて、興味はありましたが、この本を読んで、我が町にもこんな本屋さんがあったらいいのにと心から思いました。


    著者のひげおじさんこと、増田さん。四日市で子どもの本屋を開いてます。
    子どもと一緒に本を読み、自分の町を探険する。呼ばれれば出かけて、絵本の魅力を伝える。色んなアクティビティを企画し、大人も巻き込んで、楽しい、ワクワクを子ども達と一緒に体験する。

    作家さんたちとのつながりも深く、またそのメンバーがすごい。メリーゴーランド店につながりのある子ども達は本当に贅沢な体験をしていると思うし、羨ましい。


    「10年たって読まれたエンデ」
     <span style="color:#ff0000;">本は買うだけでいいのです。決してあわって読まなくても・・・・・・。</span>

     ↑ 読むに相応しい時が必ず来るんですよね。


    長新太さんのエピソード
     <span style="color:#0000ff;">長さんと道を歩いているとき、ふっと振り返ると長さんが道路に寝転んでいるので、「どうしたんですか」って聞いたら、「いやね、この草さ、下からみるとどんなかなって思ってね」と、道ばたの草を眺めていた。</span>
     
     ↑ 長さんワールドここにあり!っていう感じがします。


    他にも、
    ・地元の親子経営の小さな映画館をいっぱいにするツアー企画
    ・星降る夜を贈る企画(ペルセウス座流星群が来る時に、仙台市内の街の電気を消した)
    ・<トラや帽子店>バンド
    ・遊美術
    等々、素適なエピソード満載。素適な本に出逢えました!


  • 大好きな本屋さん、メリーゴーランド。

    増田さんのブックトークを聞いて、増田さんのファンになり、手に取りました。

    子どもたちとのたくさんのイベントもすごいんだけど、ついには海外に行ってしまっていたり!

    紹介されている本もとても魅力的です。中でも、私の知らなかった、岡真史の「僕は12歳」という詩集、一生心に残る出会いをさせていただきました。

    折に触れる毎に読み返す1冊になると思います。

  • 三重にある、絵本専門の本屋さん、メリー・ゴーランド。
    とにかく、その雰囲気感、世界観が好きで、わざわざ三重まで行ったことがある。

    子どもへの温かいまなざし、
    絵本の奥深い世界。
    私もいつか家中が絵本だらけに、なりそう。

  • 四日市にある子どもの本の店の店主の日常を綴った本。僕のやりたいイロイロが詰まっています。
    本屋としての活動のみならず、子どもらと遊ぶ多種多様な活動もされていて、読むと刺激を受けます。でも僕がやりたいことは、それ以外の部分も多く、そういう意味でも刺激を受けるんですな。
    何よりご本人がとても楽しそうなのです。動き過ぎて体を壊してしまわれたようですが、それでも楽しそうなのですね。その楽しそうというのがあるからこそ、子どもたちが慕い、お店を続けていくことが出来たのでしょう。

  • カバーの絵は、飯野和好ぽいけど、ちょっとちゃう感じ…と思ってたら、飯野和好と荒井良二とあべ弘士がライブペインティングをした合作の作品なのだそうだ。著者は、三重の四日市の田んぼの中にあるという子どもの本屋「メリーゴーランド」をやってる人。(本に載ってる写真をみるかぎりでは、"田んぼの中"なのかよくわからない)

    本屋以外にやってるという「遊美術(あそびじゅつ)」の活動が気になる。上流に向かって歩いていく川のぼりハイキングの話もいい。「どうして川はおもしろいのかなあ…」と聞いたら、「だって川は流れてるもん」と答えがかえってきた。流れてるもん!

    映画「えんとこ」によせて「わからないから楽しいのだ」と書いてるこんなところがよかった。

    ▼人と付き合うということは、そういうことだった。自分の力で時間をかけて少しずつ理解していくものなのだ。近ごろのテレビは字幕スーパーがやたらに多く、ときには不要と思われるぐらい出てくる。わかりやすくしているつもりが、かえっておせっかいになっている。
     子どもの本の中の[注]や[解説]もぼくはあまり好きでない。わからないということがわかるのがいいと思っている。自分で調べたり、近くにいるだれかにたずねたりすることが楽しいのだから。(p.133)

    「ながーいあとがき」に、著者が忙しすぎて疲れすぎて目が回り、自律神経をやられ、医者から「どんな元気な人でもこんなに動き回っていたら倒れるわ」と言われた話が書いてある。2ヶ月ほど仕事を離れて休養したときに、おばあちゃんに言われてついてきた娘が父にかけることばがいい。

    スタッフも何人かいるという本屋。どうやってお金がまわってるんかなーとも思いながら読んだ。著者の休養中にちゃんと店をまわしていたスタッフが、この本屋をどんなふうにみてるんかなというのも興味がある。

    いまネット検索してみたら、四日市のほかに京都店があった。
    メリーゴーランド
    http://www.merry-go-round.co.jp/

  • いつか絶対行ってみたいお店。
    何かおもしろいこと参加したいなって思わされました。

  • 2009/11/17購入

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