椅子と日本人のからだ

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  • 晶文社
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794965967

感想・レビュー・書評

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  • 身体

  • 丸背の椅子、帯と明治の着つけ、体をささえるということ。座ることと体の認識、そして椅子はこの15年でずいぶん進歩したんだなあと感激。

  • 姿勢をよくしたいという目的で読むなら、p.161~p.166の姿勢の取り方。
    感覚の変容、神秘体験は、p.169あたり。
    円城寺の大日如来は生で見てみたい。
    ワイングラスで日本酒を飲んでみようかな。
    宮本武蔵『五輪の書』兵法の身なりの引用あり。p.74
    現代の着付け教室の女性の帯の締め方と明治時代の女性の帯の締め方の違いp.69
    発泡スチロールの腰当てでラウンドバックでホールドされるようにすれば、自然と姿勢をよくできる工夫はp.182
    学校の椅子への苦言はp.184にあるが、発泡スチロールで腰当てを作る実習でなんとかやれそうな気もしないでもない。まあ、布か木の皮や草の編んだり織ったりしたものの方が感触は良さそう。
    デンマークで学校の椅子にお金をかける文部大臣の言ということで紹介されている、
    「いい椅子を使えば子どもたちの姿勢が良くなる。彼らは健康な大人へと成長する。そうすれば医療費の削減につながる。だから学校の椅子には予算を惜しまない」というのは、なるほどと思う。

    自然の理にかなった無理のない良い姿勢を身につけて、仙人の呼吸や達人の呼吸を実践して、一病息災ぐらいの老人として老成すれば、どんなふうに老いたらいいかの生きた例になる。

    石州流茶道にも興味を持った。

  • 日本ではなぜ椅子が発達しないかを追究した本。そういえば、ソファーのある家でも背もたれにつかっているくらいですからね。

  • 新聞の書評に載っていたので買ったが、自己満足のリクツが多すぎる。

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著者プロフィール

1967年生まれ。筑波大学大学院体育研究科修了。整体協会にて研鑽を積んだ後独立し、日本身体文化研究所を主宰。武蔵野美術大学講師。大学では体操競技を専門とし全日本選手権、インカレ等に出場。選手時代の姿勢訓練が高じて日本の修行・芸道の身体技法を研究する。姿勢研究の一環として椅子のデザイン開発に着手。「身体感覚のデザイン」をテーマとしたプロダクトレーベル‟Corpus”をプロデュースし、デザイン・製作を手掛ける。椅子の販売・コンサルティング会社の顧問も務める。著書に『椅子と日本人のからだ』(晶文社/ちくま文庫)、『たたずまいの美学』(中央公論新社/中公文庫)、『美しい日本の身体』(ちくま新書)、『日本人の坐り方』(集英社新書)、『からだのメソッド』(バジリコ/ちくま文庫)などがある。

「2018年 『坐の文明論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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