月と菓子パン

著者 :
  • 晶文社
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感想 : 63
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794966186

感想・レビュー・書評

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  • 街の片隅のなんでもない食べ物たち。
    ひっそりとした優しい文章でなんとなくずっと夕闇の中にいるような気分。
    最後の左官屋さんの文もとてもいいです。

  • カヴァー作品/山本容子 ブックデザイン/南伸坊

  • とうふや巡礼が好きだ。

  • 東京の下町情緒残る町で一人暮らしをしている筆者のなんでもない毎日を描いたエッセイ。

    http://www.horizon-t.net/?p=1165

  • なんでもない日常を大切に生活する
    そんなかんじ
    左官さんの話は淡々とし過ぎるきらいがありました

  • 再読。
    日常を切り取る視線がとても好き。

  • 海の本市@黒門カルチャーで発見。
    タイトルに惹かれる…

    こういうの大好き。こういうの書けるようになりたい。
    食と季節と、日常風景の掛け合わせ。
    とってもステキだなー。

    87シオイモレモン
    クローブや胡椒も入れて蒸すとおいしいらしい。冷たくしてもなおよいらしい。

    175納豆丼
    ねぎ、ごま、じゃこ、あおなづけ、めかぶ、納豆
    夏のだし納豆:しょうが、みょうが、しそ、なす、きゅうり、おくら、モロヘイヤ、ねぎ
    納豆味噌汁:とうふ、わらび、もだしキノコ、こんにゃく、あぶらあげ

  • ちょっと私には合わないかな。電車で読むには少々退屈な内容。
    こういうまったりとした気分になれない状態なのかもしれない。本の装丁は美しいです。

  • 丁寧な文体でとても好きです。
    空気感や空の色、ご近所のにおいまでふわっと浮かんできます。

    お酒が飲めない私は、お酒が好きな方のエッセイに、
    妙に惹かれます。

  • 豆腐や煮豆や猫たちのこと……味わい深いエッセー集。
    編集者に出す手紙のような気持ちで書かれたそうだ。
    山本容子の装丁がかわいらしい。

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著者プロフィール

石田千(いしだ・せん)
福島県生まれ、東京都育ち。國學院大學文学部卒業。2001年、『大踏切書店のこと』で第1回古本小説大賞を受賞。「あめりかむら」、「きなりの雲」、「家へ」の各作品で、芥川賞候補。16年、『家へ』(講談社)にて第3回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞。16年より東海大学文学部文芸創作学科教授。著書に『月と菓子パン』(新潮文庫)、『唄めぐり』(新潮社)、『ヲトメノイノリ』(筑摩書房)、『屋上がえり』(ちくま文庫)、『バスを待って』(小学館文庫)、『夜明けのラジオ』(講談社)、『からだとはなす、ことばとおどる』(白水社)、『窓辺のこと』(港の人)他多数があり、牧野伊三夫氏との共著に『月金帳』(港の人)がある。

「2022年 『箸もてば』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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