いつか物語になるまで

著者 :
  • 晶文社
3.27
  • (0)
  • (4)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 21
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794966247

作品紹介・あらすじ

嘘と物語の区別もつかない年頃から、ずっと"おはなし"を創り続けてきた。語っている本人でさえも、嘘と知りつつ引き込まれてしまうような創り話。「もしそれが鮮やかな光を放つ優しい嘘なら、いつしか物語に変わり生きつづける」父・中上健次の故郷熊野の記憶、毎年のように足を運ぶアジアでの体験、海外の文学者たちとの交流の日々…さまざまな人生の断片からあざやかな物語を紡ぎ出す、著者快心のエッセイ集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大変失礼ながら、中上健次さんの娘さんということで「どんな文章を書くのだろう?」という興味本位で読んでしまいました。熊野の話、学生時代し過ごしたアメリカ、アジア、沖縄などでのことが語られており、著者の感受性の豊かさを感じました。彼女の書いた小説も読みたいと思ったのですが、絶版状態の作品がほとんどで残念です。

  • 中上 紀さんのことが、すーごく分かりました。

    料理があまり得意でない。
    ってところでちょっと安心。

    いっろーんなところに旅行をしている方のようです。

    いい響きの言葉がそこらじゅうにありましたが、メモれるほどの心のよゆうなく、ふつうにすいすい気持ち良く読みました。

    また中上さんのふつうの小説読みたいです。

全2件中 1 - 2件を表示

中上紀の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×