アメリカン・コミックス大全

著者 :
  • 晶文社
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本棚登録 : 40
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794966742

作品紹介・あらすじ

スクリーンで大活躍するバットマンやスパイダーマンだけがアメリカン・コミックスではない。ブロンディやチャーリー・ブラウンなど永遠の人気者を生んだ新聞連載マンガから、スーパーマンにはじまるスーパーヒーロー・コミックスはもちろん、スピーゲルマンの「マウス」やジェフ・スミスの「ボーン」など、新しい領域をきりひらいたオルタナティヴ・コミックスまで、アメリカのマンガ文化の全体像を描きだす。

感想・レビュー・書評

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  • アメリカン・コミックスというとマーベルやDCのスーパーヒーローしか思い浮かばないんだけど、新聞連載漫画の方が圧倒的に読まれてるってことなんだなあ。このBD版とか、ないかなあ。それから、スパイダーマンの日本版にちょっと触れているけど、作画の池上遼一の名前は出てくるけど、原作の平井和正が出てこなかった。何か理由でも?

  • 読んでる途中だったけど、なくした。

  • 2009/9/22図書館で借りる
    2009/

  • 映画「バットマン ビギンズ」を見た後全く読んだことのないアメコミに興味が沸き、形から入るタイプなため本を借り読んだのだが、著者は遠慮なく作家の名前を羅列し作品を語り対談を載せるので、目が滑った。だが、読み終わることには数人の作家の名前は頭に残ったし、アメコミの歴史も何となく(何となくだが…)頭に入れることが出来たから、最初の一冊としてはよかったと思う。アメコミに詳しい人が読んだらもちろんもっとためになりそうな本だ。

  • アメリカのコミックスの紹介というのにとどまらず、出版社と作者たちとの関係、流通の仕方にまで目が行き届いている。

  • マニアックな、あまりにマニアックな。
    アメコミ大好きじいさんの書。

    意外と知ってるようで
    あまり知らないアメコミの歴史や裏事情が
    インタビュー記事を中心に語られていく。

    最近映画になった
    (日本では大コケ)
    「ファンタスティック・フォー」は
    アメコミではかなり古典の部類に入り
    誰もが知っているとか

    アメリカにおける「XMEN」人気の考察とか

    一般人には
    どうでもいいようなことが満載。

    なかなか、読み応えあり。

    アメコミそのものとか
    アメコミ原作映画とかが好きな方で
    暇のある方には推薦する。

  • (図)

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著者プロフィール

1939年、東京生まれ。国際基督教大学卒業。アメリカのみならず、アジアやヨーロッパのコミックスの紹介や翻訳を行う第一人者として知られるほか、映画評論家としても活躍中。著書に『長編マンガの先駆者たち──田河水泡から手塚治虫まで』(岩波書店)、『世界コミックスの想像力──グラフィック・ノヴェルの冒険』(青土社)、『世界のアニメーション作家たち』(人文書院)、『アジアのマンガ』(大修館書店)など。訳書に大反響を呼んだアート・スピーゲルマン『マウス──アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語』完全版(パンローリング)、ロバート・クラム『フリッツ・ザ・キャット コンプリート』(復刊ドットコム)など。

「2023年 『パレスチナ特別増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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