そして、憲法九条は。

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  • 晶文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794966964

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  • 小泉さんは横須賀で育った、生まれたときからアメリカと軍事がそばにあった。そして代々軍事関連のビジネスと結びついていた。アメリカが染みついている。
    情報化社会は人間の自由度を広げた。世界に対して人間の認知のキャパを広げた。1人Ⅰ人が情報の自己充足というか自給自足的なイメージがある。実際のパブリックな面においては完全にそれが反転して、まったく強制したと同じような情報の画一化が進んでいる。
    グローバル化は一見すると政府の退場、国家の退場、小さな政府、つまり国家がますます公から退いて、官から民へ進むとされる一方で、国家の過剰が起きている。

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著者プロフィール

1950年熊本県生まれ。東京大学名誉教授。専攻は政治学、政治思想史。主な著書に『マックス・ウェーバーと近代』『オリエンタリズムの彼方へ―近代文化批判』(以上岩波現代文庫)『ナショナリズム』(岩波書店)『東北アジア共同の家をめざして』(平凡社)『増補版 日朝関係の克服』『姜尚中の政治学入門』『漱石のことば』(以上集英社新書)『在日』(集英社文庫)『愛国の作法』(朝日新書)など。

「2017年 『Doing History』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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