だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ

著者 :
  • 晶文社
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本棚登録 : 169
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794967237

感想・レビュー・書評

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  • こういう本がまだ出てきていて
    こういった本を取り上げる人たちがいるのは
    まだ希望の光があるのだと思います。

    こんなすばらしい書評連載を
    言葉だけで打ち切ったところもあったのですよね。
    というか、本って売り上げも大事だけど
    それよりも大事なものになれるかなんですよね。

    ベストセラーに興味がないのは
    一部作られた感があるから。
    たまにありますよ、がっかり本。
    だから取り上げられない本たちがすきなのです。

    本好きになりたい人は必読。

  • ブックガイドブックは好きだ。とはいえ、古本や珍本・奇本の類に限られるけれど(笑)

    で、この本で紹介されている書籍の多くは、現在でも入手可能である。ただし、そのタイトル通り全く売れていないであろう…

    著者は自重気味に語る。『自宅で夕食会というとき、それが金持ちの家だったら「友達も連れて行きたいんだけど」と言っても、用意が無いからと迷惑がられるだろうが、貧乏人だったら「いいよ、みんなでわけよう」ということになる。そう無理矢理信じて、僕もまた本を買い続けてきた。売れない本を作って、売れない本を買って……そうやって本まみれの無駄な人生を、いつか終えるのだろう』

    売れる売れないと言う、もっとも基本的なスタートラインを結果的に飛び越えて(あるいはくぐり抜けて)、そうやって本バカは生きてゆくのか。絶版本はできるだけ僕が買って手元に置かなきゃ、いつかこの世から無くなってしまうと思う私も、馬鹿の末席に加われるだろうか(笑)

  • 自分が読みたい本だけを全力で追い続ける!どんな恥ずかしい本でも他の本で隠してレジに持っていったりしない!紀伊国屋のカバーなんかかけない!そういう読書人に、私もなりたい。

    • だいさん
      よく分かりませんが 頑張ってください
      よく分かりませんが 頑張ってください
      2015/06/24
    • ざざあるいは電気羊さん
      はい!頑張ります!
      はい!頑張ります!
      2018/07/04
  • めくってもめくっても全く知らなかった世界や、見ないように言われていた部分を見せつけられて、時間がかかったが好奇心を刺激され、読み終えた。
    こだわりの強い本屋に驚き、いくつもの類書のない本を作った人がいたことに感動した。まだまだ本は捨てたものじゃないと思わせてくれた。
    誉め言葉はきれい過ぎてひいてしまうところがあるが、著者の本への熱い思いが形になっている。それゆえに、どの本も誰かが叫ばなければ、表に出てこない現状を憂いている。
    世界の本の存在をもっと身近に感じられたら、どれだけ心強いだろう。
    今は本だけではない。一生かけても読みきれない蓄積の海をただ浮遊するのを楽しみたい。

  • 2008年2月28日、初、並、帯付
    2015年9月28日、白子BF

  • #『だれも読まない本は〜』ではない点に留意。(自分すら!)読まない本かもしれない……でも、買うんだよ!!の意気地に題だけで棒泣き。

    #「BRUTUS」では絶対紹介されないような地方の、例えば人口70人の村の本屋。文学系でも政治系でもないため肩身が狭いロシアのヘヴィメタ地下出版誌と、そのアナーキーな印刷方法(限定3部)。流行ってそうな古着屋CD屋の棚に勝手にミニコミを置いてきてしまう「万置き」って、なにその流通。ていうか、そもそも本っていったい何だっけ? と書籍の、書店のイメージをごんごん更新してくれるステキ本。

    (2009/07/30)

  • 逆張り?開き直り?
    ハズレ本は当たり本!

  • 「ベスト珍書」つながり。

  • それにしても本はたくさんあるな。。

  • うん、まさにタイトルを見て、「自分が書いたのではないか?」
    と思わされたので買ってしまった。
    ただ、著者の本好きと私の本好きは違うようで・・・。
    著者は、ライターでもあり、まさに本の社会の内側に暮らしていて、
    デザインとかサブカルチャー関係に造詣が深く、
    そんな著者が選ぶ、日本や世界の書店、出会ってきて感銘を受けた本を
    紹介している。

    紹介している本には「深い」本が多く、古書店などで高値が付いたりする
    ようなイメージ(実際にそうかは分かりませんが。)
    書店も、店主・店員の強い思いが結実した感じの、コアな本屋が紹介されている。

    私の買う本のイメージとはちょっと違うけど、機会があったら読んでみたい本もあった。
    書店の方は、やはり私としては、「普通の街の本屋」に今後も通うだろうと思う。

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著者プロフィール

1956年東京生まれ。ポパイ、ブルータス誌の編集を経て、全102巻の現代美術全集『アート・ランダム』(京都書院)を刊行。以来現代美術、建築、写真、デザインなどの分野での執筆・編集活動を続けている。93年『TOKYO STYLE』刊行(京都書院、のちちくま文庫)。96年刊行の『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』(アスペクト、のちちくま文庫)で、第23回木村伊兵衛賞を受賞。その他『賃貸宇宙UNIVERSE forRENT』(ちくま文庫)、『現代美術場外乱闘』(洋泉社)『珍世界紀行ヨーロッパ編』『夜露死苦現代詩』『珍日本超老伝』(ちくま文庫)『ROADSIDE USA 珍世界紀行アメリカ編』(アスペクト)『東京スナック飲みある記』(ミリオン出版)など著書多数。

「2018年 『白い孤影 ヨコハマメリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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