私説 ミジンコ大全

著者 : 坂田明

• 晶文社 (2013年1月17日発売)

作品紹介・あらすじ

世界中の池や沼にあまねく存在するミジンコだが、その実態はあまり知られていない。たとえばミジンコはメスだけで増殖する。でもオスも存在する。環境条件にあわせて無精卵と有精卵をつくりわけ、種の生き残り戦略を変えているのだ…。ジャズ・ミュージシャンの坂田明は、ミジンコの面白さに取り憑かれて数十年。飼い方・観察法はもとより、海洋ミジンコ・生態系・DNAなどの専門家と対談し、ミジンコの現在を多角的に紹介する。"命が透けて見える"ミジンコのカラー写真も多数収録。

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2013年1月23日]

Daphnia
http://daphnia-pulex.sakura.ne.jp/zukan/

私説 ミジンコ大全 | 晶文社
https://www.shobunsha.co.jp/?p=2539

[mumeさん · 2013/01/23]

ミジンコ　かわいい！欲しい。。。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2013/01/24]

｢ミジンコ　かわいい！｣
でしょ！！
アナーキー(怒られるかな)坂田明とミジンコって結びつき難いところがイイですね。。。
Daphnia - Akira Sakata Official Web Site
http://www.akira-sakata.com/daphnia/

[山俊美さんの感想 · 2019年6月26日]

写真が結構楽しい。縮尺があればもっと良かったかもしれないけど、ミュージシャンとしての横顔も垣間見られて、魅力されました。

[beakmarkさんの感想 · 2019年1月20日]

大学三回生の時に「浮遊生物学」という講義でプランクトンのコトを勉強したけど、代表的なプランクトンの一群であるミジンコ類、奥が深い。あと、顕微鏡写真がキレイで著者のアイを感じた。

坂田さんの、ですます調とだである調が折り混ざった独特の文体、味がある。これをそのままにした、編集者と校正者はなかなかやりおる。

[osawatさんの感想 · 2018年11月21日]

サックス奏者の坂田明は広島大学の水産出身だった。本書の写真もスケッチも自分で。
顕微鏡も持っているなんて、本格的だな。
付録に音楽CD

[kyotolibさんの感想 · 2013年10月16日]

ワークショップ「つながりをたどる」：図書館のおすすめ本

[diver0620さんの感想 · 2013年7月13日]

著者はサックス・プレーヤー。しかもかなり変わった人という印象もあったのですが、ラジオでの対談でこの本に触れていたので手にとって見る。

米粒より小さいミジンコを顕微鏡で覗き見ると、そこには透明な体をもった不思議な生き物が・・・（だいたいミジンコって側面からの写真が多くて立体構造がどうなっているか良くわからなかったのですが、今回ようやくわかりました）

飼い方から始まって、ミジンコの研究者、DNA研究者との対談もしてます。（ただの変なおじさんではなかった！）顕微鏡写真も満載。何より、海をテーマにした8曲を収めたCDがついていて、聴きながら読むと、この不思議空間もまったく違った印象になります。

芸術と科学の橋渡しをし、自由に行き来をする著者の印象ががらりと変わってしまいました。憧れます。

この夏はミジンコを見て宇宙を感じよう！

[zxczzさんの感想 · 2013年3月11日]

ミジンコ深し

[りぶっくま（安城市図書館ファン通信）さんの感想 · 2013年3月8日]

【新刊情報】私説ミジンコ大全　485.3/ｻ　http://tinyurl.com/b45qpfh　ミジンコの面白さに取り憑かれたジャズ・ミュージシャンの坂田明が、飼い方・観察法はもとより、海洋ミジンコ・生態系・ＤＮＡなどの専門家と対談し、ミジンコの現在を多角的に紹介する #安城