遺品: あなたを失った代わりに

著者 :
  • 晶文社
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本棚登録 : 36
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794967688

作品紹介・あらすじ

愛する人は逝ってしまったけれど、心の中には「宝物」が遺っている…。エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 家族が急死したあとも、ずっとずっと故人の面影を、心に持ち続けて生きていく、残された家族たち。

    あー、私だけじゃなかったんだ!と思えて救われました。

    私の母の場合は、心臓発作だったけど、本に出てきた方はほとんど、交通事故の方でした。
    自動車に乗るかた、自動車に乗る方は、どうか、気をつけてくださいね。

  • 突然の事故や事件で 愛する人を亡くした家族が
    遺品を 宝物としていつも大切にそばに置いている
    18のショートストーリー。
    息子が最後に手作りした生餃子を10年たった今も
    冷凍庫に大切にしまっている母親
    亡くなった息子が朝6時55分に設定した携帯電話のアラーム音を
    10年たった今も毎朝 聞いている母親…
    胸が締め付けられる想いとともに
    あたりまえのことながら 決して加害者にならないように
    気を引き締めようと気持ちを新たにさせてくれた1冊でした。

  • 軽すぎ。遺族ひとりひとりのどん底の悲しみは、こんなに数ページで語り尽くせるものではない。違和感を感じた。

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著者プロフィール

1963年、京都市生まれ。ノンフィクション作家。主な著書に、『自動車保険の落とし穴』(朝日新書)、『家族のもとへ、あなたを帰す 東日本大震災犠牲者約1万9000名、歯科医師たちの身元究明』(WAVE出版)、『開成をつくった男、佐野鼎』(講談社)などがある。また、児童向けノンフィクションに、『柴犬マイちゃんへの手紙』、『泥だらけのカルテ』(ともに講談社)がある。なお、『示談交渉人裏ファイル』(共著、角川文庫)はTBS系でドラマシリーズ化、『巻子の言霊 愛と命を紡いだ、ある夫婦の物語』(講談社)はNHKでドラマ化された。ウェブ記事「交通事故で息子が寝たきりに――介護を続ける親の苦悩と、『親なき後』への不安」で「PEPジャーナリズム大賞」2022特別賞受賞。
公式HP https://www.mika-y.com/

「2022年 『コレラを防いだ男 関寛斎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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