口から入って尻から出るならば、口から出る言葉は

著者 :
  • 晶文社
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本棚登録 : 79
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794968760

作品紹介・あらすじ

演劇、文学、映画、テレビドラマの脚本などで幅広く活躍し、ありふれた日常から愉快にリアルに、目に見えないものを浮かびあがらせる作家・前田司郎。幼少期には、両親から「口先男」と呼ばれるほどに言葉の巧みな使い手だったという……。そうした彼の生い立ち、劇団・五反田団のあゆみ、趣味のカメラ、昨今の世の中についてなど、自らを語りながら、時代の新しい視座を示す、初のエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 前田司郎氏の小説はそこそこに読んでいて、僕は好きなんですけれども、当人曰くあんまし売れ行きは良くないそうな…まあ、読書離れみたいなのも叫ばれていますし、出版不況? みたいな状況もありますから厳しいかもわからんすねぇ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    それでもまあ、僕は機会があればこれからも氏の小説を読んでいきたいと思っています! たとえば図書館とかで借りて… ←え?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    氏には印税は入らないかもしれませんけれども、ちゃんと読んでいますからこれはファンといっても差し支えないでしょう!

    …今作は小説ではなくエッセイですけれども、僕は氏の人柄とかにも興味があるため、これは興味・関心を持って読み進められましたねぇ…後半の、東京新聞にも掲載されたコラム集みたいなのは何だか無理に難しい課題を挙げて語っているようで、ちょっぴし読んでて恥ずかしくなりましたけれども、それは内緒…。

    というわけで、氏のファンなら読んで損はない内容になっているナーと思いました。おしまい…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 914.6

  • とても正論。であることに、本人が疑問を覚えている感じがする。というのはただの勘違いかもしれない。みたいな感じ。全体的に。
    みんなが思っていることだけど(とわたしは思うけど)、それを文字にするとこんなにも難しく感じるんだなあ。

  • はやく舞台観たいな。活字や映画になったものは観てるけど、演劇だけ、まだ観たことがないので。

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著者プロフィール

1977年生まれ。劇作家、演出家、俳優、小説家。和光大学人文学部文学科在学中に劇団「五反田団」を旗揚げ。2005年『愛でもない青春でもない旅立たない』(講談社)で小説家デビュー。同作が野間文芸新人賞候補となる。2006年、『恋愛の解体と北区の滅亡』(講談社)が野間文芸新人賞、三島由紀夫賞候補、2007年、『グレート生活アドベンチャー』(新潮社)が芥川賞候補に。2008年には、戯曲「生きてるものはいないのか」で岸田國士戯曲賞受賞。同年、『誰かが手を、握っているような気がしてならない』(講談社)で三島由紀夫賞候補。『夏の水の半魚人』(扶桑社)で第22回三島賞。その他の著書に、『逆に14歳』(新潮社)などがある。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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