「谷根千」地図で時間旅行

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  • 晶文社
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本棚登録 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794968852

感想・レビュー・書評

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  • 瀬戸テントさんが藍染川の水を使う古くからの工場の1つだったということを知る。

  • 【配置場所】工大特集コーナー【請求記号】 213.61||M
    【資料ID】91151179

  • 2015/10/25読了。
    同じ地域の異なる時代の地図を見比べて、歴史に思いを馳せる。これを自分の住んでいる地元の地図でできたなら、どんなに面白いだろう。
    僕が住んでいるのはこの地域から少し外れているが、それでもこの地域のことはよく知っている。谷田川→藍染川ルートは自転車で上野に出るときの定番ルートだし、根津八重垣町の大通りこと不忍通りは自転車通勤で毎日通った道でもある。寄り道、道草で脇の路地へもよく入る。あそこは昔はこんな様子だったのか、と発見が多くて面白かった。
    やはり面白いのは後半の「手づくり地図」と「なりわいの地図」。地元の古老が書いた私製の地図をこれだけ集めてある歴史書は他に類を見ないと思う。地域雑誌の草分けたる「谷根千」編集者の著者以外には作れない本だ。
    ブックデザインと製本も素晴らしい。糸で綴じた折丁の背を糊付けしただけのいわゆるコデックス装で、開きが大変よく、見開き2ページにまたがる地図もノドの部分のロスなく見えるようになっている。印刷、製本、裁断に高い技術を要したのではないか。綴じ糸には赤い色が付いていて、とてもお洒落な本でもある。

  • 地図を見ながら読むという発想がありませんでした。
    森さんの本はいろいろありますが、まるで谷根千にいるかのように時間旅行が出来ていました。

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著者プロフィール

【著者情報】森 まゆみ (もり・まゆみ)
1954年、東京都文京区動坂生まれ。作家。1984年に地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊、2009年の終刊まで編集人をつとめる。著書に『鴎外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『「即興詩人」のイタリア』(JTB紀行文学大賞)、『「青鞜」の冒険――女が集まって雑誌をつくるということ』(紫式部文学賞)、近著に『暗い時代の人々』、『子規の音』ほかがある。

「2018年 『お隣りのイスラーム――日本に暮らすムスリムに会いにいく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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