浅草はなぜ日本一の繁華街なのか

著者 :
  • 晶文社
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 14
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794969200

作品紹介・あらすじ

関東大震災、東京大空襲と、浅草は2回、焼け野原になった。70年代には盛んであった興行がテレビの影響で下火になっていく。浮き沈みの激しい時代に、浅草にこだわり、浅草に居続けるのはなぜか? 老舗の暖簾が、いまも継承されているのはなぜか?
町と店を復興させた旦那衆が、とことん語り合う、浅草っ子の「商人論」

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 雷門前のすき焼き屋 ちんやのご主人が、さまざまな業種の浅草の老舗のご主人にインタビューをしてまとめたもの。

    ちんやのご主人は 1965年生まれ。
    インタビュイーは、彼の親世代の方がほとんど。
    関東大震災、東京大空襲と 二度丸焼けになった浅草でどのように商売を継いできたのか?が、各話に盛り込まれている。
    どなたも、それぞれの経緯は異なるものの、仕事一筋の生真面目さとともに、自らの商売をじっくり考えつつも楽天的に頑張ってこられた姿が伝わって来る。

    浅草とはどのような街であるのか。
    この店はどのようであって、どのようにありたいか。

    ちんやさん自体が135年の営業を続ける老舗ながら、近年ではリーマンショックや東日本大震災に加えて BSE や口蹄疫にダメージを受け、ご主人の住吉さんはどう看板をつないでいくか苦心されているご様子だ。
    そのために学ばれた浅草についての知識を惜しみなく披露されているのも興味深い。

全1件中 1 - 1件を表示

プロフィール

【聞き手】住吉史彦(すみよし・ふみひこ)1965年浅草に生まれ育つ。1988年慶應義塾大学卒業後、デパートに勤務。2001年すき焼き「ちんや」六代目となり、現在に至る。すき焼き文化を広めるために、日本初のすき焼き屋の団体「すきや連」の結成に参画し事務局長を務める。著書に『日本のごちそう すき焼き』(平凡社、共著)

ツイートする