さらば、政治よ: 旅の仲間へ

著者 :
  • 晶文社
3.83
  • (1)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794969262

作品紹介・あらすじ

憂国の議論が日本を覆っている。しかし、85歳になって自分の一生を得心するにあたって、国の行方など、自分の幸福にはなんの関係もないことがわかってきた。もちろん国家という枠組みから自分が逃れえないことは百も承知である。が、なんでも国にやってもらおうという発想はすて、民間の共生の工夫をこらしたい、自律した生活を送りたい――。少年時代から学校も嫌い、裁判システムも大嫌い。とにかくできるかぎり管理されることから離れて、まわりの人との生活を楽しみ、町を楽しみ、人生を終えたいという。日本という社会で、個人が充足し落ち着いて暮らしていくために何をしたらいいのか? 名著『逝きし世の面影』の著者の最新の評論集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 安倍批判も少し落ち着いてみようと思った。社会防衛運動なのだ、グローバル自由市場に対する。

  • 歯に衣を着せぬの言葉がぴったりの
    現代への評論
    天下国家の論議はもう御免こうむりたい
    とおっしゃっておられる
    けれども、どうしてどうして
    きちんとご自分のこれまでの85年の生きてきた足跡を踏まえて
    ずっと考えておられた「人はいかに生きるべきだろうか」をきちんと
    提示しておられる
    第二章の「インタビュー」が特に面白く思った。
    編集者(であろう)の足立さんの当意即妙な問いかけが
    渡辺京二さんの「今、考えていること」を見事に引き出しておられる

    いつまでもラディカルな渡辺京二さんが素敵です

  • 2016/7/8

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1930年、京都生まれ。大連一中、旧制第五高等学校文科を経て、法政大学社会学部卒業。評論家。河合文化教育研究所主任研究員。熊本市在住。主な著書に、『北一輝』(ちくま学芸文庫)、『黒船前夜』(洋泉社)、『幻影の明治』『父母の記』(いずれも平凡社)などがある。

「2018年 『幻影の明治 名もなき人びとの肖像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡辺京二の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
渡辺京二
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする