- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794969309
作品紹介・あらすじ
高齢の父は穏やかではあるが認知症。自分の家の近くに父のマンションをローンで購入。きょうだいや甥たちも集まり5年の介護の日々。仕事との両立、親の変化への覚悟、お下問題、介護用品あれこれ……細々とした日常に介護の本質が宿る。
父を送り一年。さびしいけれど、どこかスカスカした自由もある。親のことも自分の老後も気になる世代の「あるある」の日々と実感を、実践的かつ飄々と、ときにしみじみと綴るエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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介護体験を綴ったエッセイ。
父親の介護のために小さなマンションの一室を買い、著者ときょうだい達が入れ代わり立ち代わり介護に当たる。
最終的に父を見送った後、「介護の疲れを癒すのもまた介護」「介護を受ける身になってから父は「存在価値」を発していた」(p309)と振り返る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感想
老いた両親。直視したくないけど。お世話をする中で見たくないものも見えてくる。旅立つ前の身支度を整えてあげる。それが最後の恩返し。 -
介護は「知識」と「技術」という著者の主張が印象的だった。
まだ親の介護は始まっていないが、そうなったときに読み返したい一冊。 -
請求記号:914.6||Ki 58
資料ID:W0187428 -
914.6
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とは言え、ちょっぴり羨ましいと感じるのは私だけかな?
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育ちがいいんだなぁと 言葉遣いで感じました。