書くための勇気: 「見方」が変わる文章術

著者 :
  • 晶文社
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本棚登録 : 76
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794970879

作品紹介・あらすじ

たしかに、これで書ける!

小論文、レポート、論述問題から、
企画書、書籍やラノベの執筆まで、
あらゆる文章作成の芯に効く!

編集者/作家/漫画家として
「相手に伝わる言葉」を模索し続ける著者が
長年の蓄積から、本当に必要な86のテクニックを
厳選し、一挙公開。

・各章ごとに「漫画でまとめ」が用意されているので、
読みながら復習ができます。

【読後の効能】
・全般:書くのが楽しくなる!
・学生:レポート能力アップ(課題発見の方法から、インパクトのある書き方まで)
・受験生:論述筆記能力アップ
・社会人:企画能力アップ(論理を構成する力がつく)

【書くためのヒント】
・疑問から書きはじめよう
・文章と文章の間を疑う
・伝える「は」と進める「が」
・転んでしまうように書く
・書き出しは情報の整理から
・「私たち」を主人公にしない
・「私」に社会を背負わせる
・コトコトするな
・アレコレするな
・カラマーゾフ「の」助詞
・昨日の話はそこそこに
・強調は短く!
・書いた文章をゆっくり読む

……などなど盛りだくさん。

感想・レビュー・書評

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  • たしかに「勇気」が湧いてくるな、とタイトルが腑に落ちる本でした。ところどころ書き方がくどい気もしましたが、それは読む側の呑み込む力量が足りないせいかな。ともあれ、読んでよかった。

  • 文章(批評)を書く心構えから書くことの意味、細かい文章術まで、「書くこと」について書かれています。当然SNSなどが普及した現状に即して考えられています。 ただし、個人的にはそれほど目新しい話題があったわけではなく、特別心に残ったこともありませんでした。現在執筆に勤しんでいて、書けないとかどう書いていいかわからない、という問題がある方は一読してみてはいかがでしょうか。

  • 文章を簡単に発表できる時代に、まがい物ではない「強い文章を書く」ための、そんな文章を「書く勇気」を手に入れるための方法論を提案

    「書く」までの準備として「書く理由=批評の意味」「言葉を考える=批評の準備」に前半2章を費やし、文章術としては「どう書くか」ではなく「誰に書くか」から始め、「わかりやすい文章」への疑義を展開、匿名性に依存せず「私」を出すことを勧めるなど、文字のつまった正統派、骨太の文章読本

    《文章を書くことによって、自分自身の見方(視点、対象への態度、そこから育まれる思考、醸成される思想……いろいろなものを含む言葉です)をも変えることを可能とする方法論、それが文章を書くことの最大の意義なのです。》──「おわりに」より

    著者は東京藝術大学大学院美術研究科修了の作家・編集者
    『ネットカフェ難民』『重版未定』などの著書があり、イラストを描きアーティストとしても活動している

    本書は『はじめての批評』(フィルムアート社/2016年刊)を大幅に加筆修正、100ページ以上を書き下ろして新しい本として出版したもの

  • 作家・編集者である著者が、「批評を書く」ための心構えや技術を書いてる本です。

    好きなものを好きと書きたい人に良い本だと思います。逆に、論理的かつ気が利いてるフレーズをたくさんストックして短時間でメールやレポートを作文したい人にはお勧めできないです。

    この本では批評=「価値を伝える文章」と定義しており、より多くの人が批評を書くことを勧めています。(背景に著者の信念、「様々な価値観が容認される多様性のある社会は素晴らしい」があります。)

    感想は、なんというか、著者の書きたいものを詰め込んだんだなあ! という感じ。体系的な文章を読むというより、ブログや連載記事を遡って全部読んでるような気分になります。話題がたくさん出てくるし、話題のそれぞれに著者の気持ちが溢れてます。

    私が良いと思ったところは以下

    ・分からないと書く、迷いながら書く
    私に「文章は主張や結論を用意した上で書くもの」という思い込みがあったので、その辺を柔軟に考えられるようになりました。

    ・ラノベ「の」助詞、ルビを侮辱るな
    日本語の新しい?表現に注目。助詞の使い方から表現の新しさを発見するなんて、凄いなあーと思いました。全くない視点です。

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著者プロフィール

1981年生まれ。埼玉県出身。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。作家・編集者、昭和女子大学非常勤講師。東京工業大学非常勤講師。主な著作に『ネットカフェ難民』『知識無用の芸術鑑賞』(ともに幻冬舎)、『若者はなぜ正社員になれないのか』(筑摩書房)、『自殺しないための99の方法』(一迅社)、『小幸福論』(オークラ出版)、『はじめての批評』(フィルムアート社)、『流されるな、流れろ! 』(洋泉社)、『重版未定』『重版未定2』(ともに河出書房新社)、『編プロ☆ガール』(ぶんか社)、『労働者のための漫画の描き方教室』(春秋社)、『書くための勇気』(晶文社)、『ぽんぽこ書房 小説玉石編集部』(光文社)などがある。

「2019年 『無意味のススメ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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