物語を売る小さな本屋の物語: メリーゴーランド京都は子どもの本専門店

著者 :
  • 晶文社
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本棚登録 : 61
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794971784

作品紹介・あらすじ

京都の古いビルの5階から子どもの心に種をまくーー
老舗・メリーゴーランドの京都店を任される著者の仕事と暮らし

三重県四日市市で1976年に開店した子どもの本専門店「メリーゴーランド」。四日市生まれの著者は幼少期から親しんだそのお店で、アルバイトとして働き始める。店舗での仕事、日本中、世界中を飛び回る企画の仕事に奮闘するなか、ある日突然、初めての支店である「京都店」の店長に抜擢される。期せずして手に入れたはじめての「自分のお店」、縁もゆかりもない京都での暮らし。突き動かされるように仕事に取り組んできた著者が今に至るまでの道と、仕事について考えることを、てらいのない素直な筆致で綴る一冊。

――本で伝えたいのは目には見えないものだ。それは薄ぼんやりとした気持ちの揺らぎだったり、人に話さずにはいられないような感動だったりするだろう。それを言葉で話して伝えようとするのはとても難しい。けれど本でなら、すぐには確信できないかもしれないけれど心のどこかにそっと種をまくことはできるのだと、私はブッククラブや店に来てくれるお客さんから教わったのだ。(本文より)

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  • 子どもの本の店「メリーゴーランド」京都店の店長が綴る仕事と暮らし

    生い立ちから学生生活、留学と就職、そして1年で退社
    バイトで転がり込んだ四日市の「メリーゴーランド」には四歳のときに出会っていたり、広告代理店時代に飛び込み営業していたり

    イベントを企画し国内外を飛び回っているうちに京都店立ち上げを任され、試行錯誤しながら軌道に乗せて現在に至る

    《ざっと読み渡したところ、少なくとも96ほどの物語[エピソード]がこの本の中にある。》──五味太郎の推薦文

    描かれる一つひとつのエピソードに著者の思いと生き方がつまっていて、子どもの本の文化を専門書店から発信するエネルギーが伝わってくる

    《メリーゴーランドはいい器でありたいと思う。
    本が「さあ、面白いから手に取って」と本棚を眺める人たちに語りかけてくるような場所でありたいと思う。》p.175

    『絵本といっしょに まっすぐまっすぐ』(アノニマ・スタジオ)につづく2冊目の著書、2020年6月刊

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