いま、殺りにゆきます2

著者 :
  • 情報センター出版局
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784795801561

作品紹介・あらすじ

日本ホラー小説界で絶大な支持を得る著者が、凶徒に遭遇した人びとの恐怖を描いた実話恐怖短編集、第二弾。自分が書いた詩を褒められたホームレスの詩集 売りが、その女性に狂気的な恋愛感情を抱く「わたしのししゅう」。偶然入った公衆トイレでドア越しに不気味な言葉を掛けられるOLの恐怖を描く「さよな ら、おーえる」。深夜に麻袋を被った男がマンションに侵入して見ず知らずの女性を襲う「袋」。平穏な日常に舞い降りた恐怖と悲劇を克明に描写した衝撃の 36話を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 1に続いてこちらも読んでしまった。
    どれも怖いんだけど何が1番怖いって、犯人は捕まっていないの1文だよね。こんな異常な人たちが普通にいるのかと思うとゾッとする。

  • むぅ〜、被害にあったら泣き寝入りってのが恐ろしいが、それが現実。怖い。。。

  • きもい。。( 一一)

  • やっぱり読んでしまった。
    でも、前作より怖くない。
    もう慣れてしまったんだろうか。
    こんな事に慣れてしまうのは、きっとマズイことだと思う。

  •  相変わらずの生理的嫌悪感「のみ」が募る、厭な文章。「エログロナンセンス」ならぬ「グログロナンセンス」。ただひたすらと目を覆いたくなるような事件が展開されていく。もちろん、窪依凛さんの『エスケープ!』など猟奇的な現場を描く作品は多くあり、そういう作品のファンがいることも十分理解はしています。でも、僕には無理なんだ……。
     思えば、「いま殺り」の1巻は「このミス大賞」と書かれた帯に惹かれて購入したのでした。そちらでも嫌悪感ばかりでしたが、2巻もやっぱり嫌悪感ばっかり。
     ……でも、この前に読んだ本があまりにも「しょーもなかった」ために、本作も少し面白く感じてしまったのは……うーん、残念だ。。。

     とはいえ、本書にある「復刊版あとがき」を読んでみると、どうして平山さんがこのような本を書いたのかを理解することができた。平山さんの言う「亜狂い」という概念は面白いと思う。


    【目次】
    置きっぱ
    ハギワラ
    らばぁずのように
    耳の先がちょっと……。
    3890円
    (以下略。見出しは36項目あります)
    あとがき
    復刊版あとがき

  • 吐きそうなくらい怖い・・・( ゚ω゚;)

  • 怖い怖いと思いつつも2冊続けて読んでしまいました。
    後味が最悪な本です。
    怖いもの見たさですかね。

  • 1の方が破壊力があった・・・かな。
    でも大好き。

  • 【目次】
     置きっぱ/ハギワラ/らばぁずのように/耳の先がちょっと……。/3890円/志ね/竹藪/イヤフォンジャック/ニットの男/アンケート/不意打ち/くちゃくちゃちゃん/宅配ちゃん/泥酔/わたしのししゅう/アメちゃん/袋/自作ビデオ/インドのラリ男オ/さよなら,おーえる/上映中/冥途/夜の先生/だれ?/スター/ブースター/おサイフ君/天使の羽/わかれ/二十日鼠と人間/ハイキング/冬ソナ/いそうろう/病欠/集合ポスト/水洗タンク
     あとがき

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著者プロフィール

1961(昭和36)年、神奈川県川崎市生まれ。法政大学中退。デルモンテ平山名義でZ級ホラー映画のビデオ評論を手がけた後、1993年より本格的に執筆活動を開始。実話怪談のシリーズおよび、短編小説も多数発表。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)により、2006年日本推理作家協会賞を受賞。2010年『ダイナー』(ポプラ文庫)で日本冒険小説協会大賞を受賞。最新刊は『俺が公園でペリカンにした話』(光文社)。

「2023年 『「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が正気を保つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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