ベトナムめしの旅

著者 : 伊藤忍・福井隆也

• 情報センター出版局 (2004年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

さらに「ベトめし」にハマるなら！ベトナム各地の旨いものを探し求め、ベトめし最強コンビ・伊藤忍＆福井隆也が各地方に伝わる逸品15品を北から南までベトナム全土をくまなく訪ねる食紀行。その土地に生きる名もなき人々の、料理や食材に対するひたむきな想いを愛情に満ちた文章と写真を通して、生春巻きやフォーだけでは語れない本当のベトナムに出会える1冊。

感想・レビュー・書評

[かおるひめさんの感想 · 2018年1月22日]

ベトナムに惚れ込み、在住している二人。
かたやベトナム料理研究家。かたや写真家。
そんな二人のベトナムめし探訪旅行記です。
突撃取材も厭わぬ料理の美味しそうなレポに、
料理のみならず、風景や人々の笑顔の写真が
添えられています。
また、写真家のレポが同行のこぼれ話や
ベトナム事情で綴られ、料理だけでなく、
旅行という観点からも
楽しめるようになっています。(二人のズレも)
但し、2004年発行。
現在のベトナムの発展と変化を考えると、
今ではノスタルジックな旅行記、なのかもしれないです。

[titowg7さんの感想 · 2016年10月29日]

ベトナム

[hiro8940さんの感想 · 2016年3月29日]

ちょっと私には読みにくかった。

[lazy-planetさんの感想 · 2015年9月10日]

ベトナムに行ったこともないし、ベトナム料理といってぱっと思い浮かばないのに、本棚に並べていたものをふと手に取ってしまう魅力がなにかこの本にはあったのだと思う。

「ベトナムめし」という響きがとても良い。

そして、紹介されている旅の記録と料理は、そこで暮らす人々の生活の延長線上にあるものばかりで、その暮らしぶりを知ることで、よりベトナムめしに対して強く印象づけられる。

日本で食べるものと、実際に現地で食べるものは本当に全く異なるものなんだろう、と思う。そこでしか味わえない味、というよりはその場でのリアルな体験、空気感、そして作り手との直の交流が、味以外の部分で（もちろん味も違うだろうけど）作用するのだと思う。

今も残る田舎の美しい風景とともに、一度味わってみたい。

[sanmachan4646さんの感想 · 2011年7月25日]

読み物として面白かった。

[tkymtdさんの感想 · 2011年2月11日]

ベトナム料理の紹介本。
写真が非常に奇麗で、見ているだけで楽しくなる。
ベトナムに行くのが楽しみになるような一冊。

[五さんの感想 · 2010年5月2日]

なんといっても写真。写真がすばらしいです。
ベトナムの躍動感とおいしい食べ物への情熱が伝わってきます。
私が訪れたことがあるのはホーチミンだけですが、他の地域へも足を運んでみたくなりました。

[フラビオさんの感想 · 2009年6月10日]

6月10日読了。ベトナム中を巡り、庶民の食事を取材する料理研究家とカメラマンの旅。なんとも美味そうなカラー写真満載で、ベトナムに行きたくなる。ヘルシーヘルシーというが意外と脂満載・砂糖ドカ盛りであったり、フォーだけではない・フォーは多数ある麺の種類のひとつに過ぎないというベトナム料理の実態もうかがい知れる。日本人（だけではないかもしれないが）が抱く先入観というのはなかなかに強固なものなのだな・・・。曇りなき目で世界を見るというのは難しい。文章も、女性の料理研究家の半分天然の入った文章と男性カメラマンの冷静な突込みもなかなか楽しい。

[riez00さんの感想 · 2008年2月8日]

本屋さんで手にとってパラパラめくったとき、福井隆也さんという方の写真がすっごく素敵で一気に引きこまれました。ベトナムの「食」に関する一瞬をすごく上手に切り取っていて、見ただけでわくわくしてきます。ベトナム料理研究家という伊藤　忍さんのマニアックな「ベトナムめし」の話も面白くて、エリアごとに名物の話が出てくる楽しい本でした。ただ、実用的なガイドブックとして使うにはもしかしたらちょっとだけ、情報が古めかもしれません。(第２弾の『ベトナム楽食図鑑』という本の方が実用寄りな作りです)でも本書のオススメレストランinホーチミン、「ホァンイェン」にはちゃんと行ってきました！おいしかった〜。

[きりかさんの感想 · 2006年9月2日]

【図書館】2006/09/01/〜