写真で読む 僕の見た「大日本帝国」

著者 :
  • 情報センター出版局
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784795831230

作品紹介・あらすじ

十字架と共存する鳥居、青い日の丸、ロシアの鳥居、見せしめにされた記念碑、落書きだらけの慰霊塔……かつて日本の領土だった国々に残る、その不可思議な光景の理由は? 4年の年月を費やし、「日本時代の痕跡」を探して「大日本帝国」だった各地を踏破した、新進気鋭の著者によるかつてないノンフィクション。戦後60年間埋も れていた、あなたの知らないニッポンの姿がいま初めて明らかになる!

感想・レビュー・書評

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  • 僕の見た大日本帝国の写真紹介編です。と言っても写真がたくさんというわけではなく、先に出版された本を写真を多めにして再構成したという感じで、このあたりの歴史に詳しくない方は、むしろこちらから読み始めると写真が多くイメージしやすいかもしれません。内容としては前作の続編ですが、読んでいなくても別段問題なく読み進めていくことができます。当時大日本帝国の版図だった国の人たちがどのような思いで暮らしているのか?現在の隣国との関係を知るにも良い本です。

  • 歴史を教えるときの副読本にいいかも。こんなところに「神社」!というシンプルな驚き、でも事実。子供の教科書はちゃんとチェックしよう。偏るかも。

  • 偏った視点で無い所が良い。

  • 『僕が見た「大日本帝国」』とセットで読むといいかな。

  • 西牟田靖さんが書いた『僕の見た「大日本帝国」』
    刊行以降、幅広い層の読者からさまざまな反響が届いたそうです。
    その中の「もう少し写真が見たかった」という声が背中をおしてくれて、このたび未公開写真を発表するとともに、新たに書き下ろしました。

    私はこの二冊を同時進行で読みました。
    だからより深く理解することができました。

    ほんとうに読んで良かったです。
    自分、行けないし。
    ありがとうございました。

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著者プロフィール

フリーライター。1970年(昭和45年)大阪生まれ。旅・現場・実感にこだわった作品を発表し続けてきた。近年取り組んでいるテーマは、日本が抱える国境離島の問題と防衛のあり方、さまざまな親子のかたちと共同親権、入管法改正案や移民の是非など。こうした賛否の分かれる国内の政治的な課題について、イデオロギーに追随しない、まっすぐで公平な取材・執筆にこだわっている。旧日本領のその後を訪ね歩いたルポ『僕の見た「大日本帝国」』(2005年、情報センター出版局)、書斎の床が本で埋まった体験を出発点に本と人の共存を考えた『本で床は抜けるのか』(2015年、本の雑誌社)、爆発的な経済成長を遂げた中国を四半世紀ぶりに回った『中国の「爆速」成長を歩く』(2020年、イースト・プレス)など話題作多数。

「2023年 『誰も国境を知らない 令和版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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