- 本 ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784795838529
感想・レビュー・書評
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本書は沢田マンションに宿泊した際に部屋にあったもので、滞在中に読了いたしました。
水木しげるさんの『ほんまにオレはアホやろか』を読んだときと近い気持ち。
だってあまりに人間業を超えていて浮世離れしているんだもの。
幼少期の切れた指を根性でくっつける話に始まり、19歳年の離れた13歳の娘を妻にして、家が全焼しても詐欺にあってもなんのその。マンション設立に向けて昼夜関係なく働き詰めの日々………。
所々ちょっと倫理的に不味いというか、あんただから出来ただけで運と時代が違ったら大問題……という箇所が多々あります。スピリチュアルな部分も。
手放しに褒めることができないという点で-1ですが、気持ち的には星5ですよ。
だってこんな経験他の誰にもできないもん。出来るならば当事者になりたかった。こんか人生を歩みたかった。素直に羨ましいよ!
15年位前の沢田マンションも見てみたかったなぁ。
今の時代には薄れてきてしまった勢いと熱意を感じる本。夢に全力で取り組む勇気と覚悟を貰える本。
おすすめです。
俺もなりたい自分の像というのがあるのですが、沢田マンション建設に比べたら大したことないなと思えてきました。絶対やってやるぞ!!
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「沢田マンションの冒険」が建築物メインの内容に対して、
こちらは沢田夫妻の人物に焦点を当てた一冊。
超絶な人生が堪能できるが、あまりに強烈で、ちと食傷気味になり☆3。 -
https://twitter.com/fu_hey/status/1222120970183307266?s=21
このツイートをきっかけに沢田マンションを知って、『沢田マンション物語』を買って読んだ。すごくパワフルな内容だった。『神になりたかった男 徳田虎雄』を読んだ時と同じような読後感。 -
「沢田マンション超一級建築資料」を読んだ時にもエキセントリックだと書いたけど、そんなアウトプットが出てくる過程はもっとエキセントリックだった。。。
返す返すも沢マン見学ツアーにいけなかったのが悔やまれる。 -
なんて言うか、個性的なマンション建てるのは面白いけど生き方としては怖い(´・_・`) 「昔だから」って考えるともしかしてそんなに特殊でもないのかもしれないけど、十三の女の子がハタチ近く年の離れた「夫」持つって、そこから過酷な生活送るって、どうなんだ。人の人生なんだから大きなお世話だろうけど。
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住みたいと思っています。
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「人として生まれた以上、どれだけのことができるか試してみたい」
という思いでマンション建設に取り組んだ夫婦のお話。
人間やればなんでもできるんだということ
面白いことを求めてやること
夫婦の絆などたくさんのことを学びました。 -
とりあえず、人間業とは思えません。
夫婦ってやろうと思えば、二人でマンション建築までできちゃうもんなんだな。
感服します。 -
ノンフィクション。高知に実在する妙なマンション。
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今やっていることがおわるまでは、他のことをしない。
徹底された集中力
ご夫婦のエネルギーの塊がこのマンションに投影されている。
著者プロフィール
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