中学生はコーヒー牛乳でテンション上がる

  • 情報センター出版局
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本棚登録 : 197
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784795850026

感想・レビュー・書評

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  • 実際に中学生と交流して書いた本のようですが、おもしろいエピソードで受けようとして膨らませすぎて、あまりにも現実離れしてしまった感があります。
    後半に行くと大分マシにはなってくるんですが、中学生たちの心情みたいなところが全く出てこなくて、ひたすら筆者から見た純朴でまぬけな中学生という風体です。
    せっかくなかなか無いような題材なので、非常にもったいないですね。
    上から目線ですが、彼も今ならもっとうまく書けるんじゃないですかね。
    表紙は秀逸。

  • 作者は、お笑い芸人のネタを考える【コント作家】なるひと。
    (こんな職業があるのですね)

    私は通勤電車の中で本を読むのですが、
    声をあげて笑ってしまうので、それはオススメしません。
    (私は咳をするフリをして回避)


    作者は「友達のほとんどが中学生」らしく、
    「中学生ってこんなにおもしろいんだぜ!」と
    彼らと過ごす日々をエッセイとしてつづっています。

    中学生ってこういうのあったわー!という
    中二病的なあるあるも楽しめますし、
    なにより、コント作家の才能に脱帽。

    活字シュールコントだ!

  • 中学生のピュアで強烈な言動。大笑いしながら読みました。最後はまさかの感動の涙(ちょっとだけね)。

    活字中毒のシングウ、バカ姉妹ハルコとナミコ、身体が弱すぎるモッチャン、肥満児コウ、ザ・普通のヨッシー。
    中学生たちと本気で遊ぶソウヘイさん。

    泊まりで遠出したりしてるし、親御さんからの信頼も厚かったんだろうなあ。
    モッチャンのお母さんからの報告も最高。
    中学生がこの本を読んだら面白さがわかるんだろうか。

    かつて中学生だったすべての人におすすめです。

  • これ、本当にエッセイなのだろうか⁈

    思わず、ふふふとこぼしてしまう自分がちょっぴり恥ずかしくなる。
    Tシャツビリビリーズを結成した中学生たちと、一人の大人のエッセイ。

    アインシュタインは「セブンイレブンを開発した人」なんて言ってしまう中学生が、イイ。
    とにかく、赤ペン先生やらポケモン交換やら、若かりし頃の私でも、あった!と頷いてしまう中学生あるあるネタが豊富。

    でも、普遍的なネタをカオスに持ってゆける中学生の魔力を侮るなかれ。
    ワクサカ氏がどこまで脚色しているかは不明だけれど、実際に宇宙規模の発想を持つ中学生はゴロゴロいるのだ。

    小学生でも、高校生でもない、この微妙なお年頃の持つ不思議な魅力を味わいたい方は是非。

  • 図:軽く笑えたwww ケドどこまでホントの話なのか??
    内容(「BOOK」データベースより)
    深いようで浅い、浅いようで深い14歳。若手コント作家による大爆笑必至の痛快エッセイ。

  • しまおまほ推薦。
    ワークショップで仲良くなった中学生との交流を描いたエッセイ。
    おバカで不思議な中学生の生態をうまく切り取っていて
    大笑い。

    コント作家らしい文章のテンポと話のオチが
    うまく決まりすぎて、
    逆に虚実ないまぜな印象になってしまっているのは、
    やや気になるところ。

  • 図書館

  • 実話なのか!?
    疑がってしまうほど笑える話ばかりです。
    それだけといえばそれだけなのですが、こういう力を抜いて読める本も良いですね。

  • 中学生の頃ってこんなだったなと思いながらもエッセイにしては話を盛りすぎな感じが…

  • 著者は、あるきっかけから中学生のお友達ができます。その中学生のエピソードが紹介されている感じです。
    コント作家ならではの笑いを誘うような文章に終始口角が上がる感じです。
    またこの関係がずっと続くわけではない寂しさ、ずっとあこがれの存在でいたいと言う気持ちに共感でき、私自身も切なくなりました。

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著者プロフィール

1983年生まれ。作家・脚本家。主な著書に『中学生はコーヒー牛乳でテンション上がる』『夜の墓場で反省会」『今日もひとり、ディズニーランドで』などがある。

「2022年 『出セイカツ記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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