陰陽師 (4) (バーガーSCデラックス (419))

著者 :
  • スコラ
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・マンガ (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796243636

感想・レビュー・書評

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  •  安倍晴明&源博雅コンビによる平安怪異謎解き絵巻の第三巻。

    ■蟇(ひき)

     冒頭、美しい月夜に誘われるように、笛を吹きながら夜道を歩く源博雅。博雅は笛に没頭していて気づかないが、彼の笛の音によって屍肉を食らう鬼は姿を消し、盗賊も涙を流す。
     …これ、『古今著聞集』のエピソードをアレンジしてるんですよね。それ以外にも、源博雅については一巻の玄象を取り戻す話も『今昔物語集』に見える話を元にしているわけですが、元ネタも読んでみたくなる面白さです。
     あと、こう言っちゃ何だけど、自分の能力に全く気づいていないところは「涼宮ハルヒ」的と言えるかも知れません(笑)。

     このエピソードは、応天門の変が舞台になっているのですが、小学館の学習漫画『日本の歴史』で読んだ『伴大納言絵詞』を元にした話とは全く違う陰謀劇が新鮮でした。

    ■白比丘尼

     本巻で圧巻なのはこの話でしょう。
     原作の夢枕獏の小説では、かつて人魚の肉を食べたため、永遠の命を得てしまった白比丘尼の体に溜まる「禍蛇」を、三十年に一度祓うだけでした。しかし、本作では、永遠に生き続ける辛さに耐えきれなくなった白比丘尼が「死ぬための手段」に出て、儚くも美しい悲劇に昇華されています。
     晴明の、覚悟を絞り出すような台詞が読んでいて胸に刺さりました。
    「禍蛇を 祓わねば
     女は鬼になる

     博雅…
     おれは
     人は殺さぬが…

     鬼は退治するのだよ」

  • 勾陣
    帯表
    源博雅、鬼を泣かせる管絃の漢

  • 「原作を越えた」と原作者の夢枕獏に言わしめた作品。絵の美しさと大胆な展開が他の追随を許しません。漫画の域を超えています。特に後半の、原作からどんどん飛躍していく物語に関して、僕はおそらくその10%くらいしか理解できていなく、正直なところ「玄象と巻き物かわいいな」、くらいの勢いの駄目読者なのですが、その世界観には大いに感銘を受けました。

    10巻以降、辞書みたいな厚さで、腕が疲れます…。

  • 徐々に巻を追うごとに、難しくなっていく様な気がする

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