- Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796400398
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
祝辞と答辞、両方読みました。
私は水壬先生の作品は、作品によって好き嫌いが分かれるのですがこのセットは好きでした -
箕方×志野の7年後が気になったのでこちらも。色々苦労してそれでも一緒に生きる道を選んでいて嬉しかった。それにしても、みんないろんな場所でやっちゃうのね。おちおち校内歩けないじゃん。笑
-
「あの卒業式」を軸に回る大人の恋。
オトナはシンプルに考えられないだけもどかしく、そこがとてつもなく萌ゆる。 -
それほど文章力高くないし、内容が面白いわけでもない。
前巻よりは能力あがっている気がするけど。
でも下手っていうわけではないから、過不足無く読める。
完全に「ファンタジー」
ノンフィクションのBLならではの世界・キャラ
そういう完全なるBLが好きな人はハマると思う。
一組のBLカップルの卒業式を軸にして、
同じ学校を舞台に、様々なBLカップルを描く
オムニバスのような形式は面白いこころみだと思う。 -
先生と生徒の話が好きです。
-
丁度数週間前に卒業式を迎えたので、このタイミングに、と
読了。そのせいもあってか余計青春エピソードに感動した。
後半、カップルの7年後の様子が見られるが、
困難を乗り越え、一生添い遂げる勢いでそれぞれ描かれていたので
安心。 -
「卒業式-答辞」に続く、オムニバス。
“伝説の卒業式”の志野と箕方に触発された♂×♂cp、まだまだいたんですね。
「祝辞」は県庁にお勤めの公務員と竹叡の養護教員の元同級生同士。高校時代、孤独な自分の親友となった一哉に、友人以上の気持ちを抱いた秦野。一線を越えても臆病な秦野は、自分の本心を押し殺してしまいます。そんな臆病なやり方でしか接することのできなかった秦野は、結局大切な一哉と卒業とともに別れてしまうことに。
そして、大人になって10年余り経った「伝説の卒業式」当日、二人は再会することになります。
この日、竹叡学院は男同士cpが山盛り出来上がってたのね…
「いつでもヨメに来ていいぞ」発言、真剣度がMAXでステキでした。さりげなく、しかもダイレクトで感心。
「卒業証書」は先生と生徒。しかも、お隣同士に住む幼馴染みです。その設定だけで、うんうん!と頷く危うさがありますね。ちっちゃい頃からの全てを知られている幼馴染みとの恋愛って、今さらなところとか、照れるところとかありそう。そのあたりもじっくりと描かれています。
なっちゃんに、中学の時一度だけまじキスされた稜。けれど、なっちゃんが教師をしている高校に入ったら、ただの生徒と先生以外の何者でもなくなって、もやもやと悩んでしまう稜のかわいい恋煩いに、ドキドキハラハラさせられます。
「式歌」はメインcp、箕方と志野の後日談。7年後です。
あのまま、めでたしめでたしといかないのが大人の世界だなーという感じ。愛し合っていても、現実はそうすんなりいくわけもなく、紆余曲折が伝説の二人にもあったわけですね。それでも、愛し合ってるから、向き合って歩み寄る気持ちが大切。とても感慨深い話です。思わず胸が熱くなりました。
「謝辞」は冒頭の一哉×秦野の7年後。「式歌」で伝説の二人を目撃してこちらのcpも現実にしっかり向き合います。この二人はいい大人だし、男夫婦で7年間やってきてるし、絆の深さをものすごく感じさせられました。互いを大切に想っていたわりの気持ちもちゃんと持ってて、ステキです。
どのエピも胸にじんわりくる話で、また読み返してしまいたくなる愛しさがあります。
「卒業証書」の上屋、いい人でした。幸せにしてあげて下さい… -
『卒業式―答辞』の続編…というか2冊でセットで5カップル分のオムニバスか。
しかし卒業式当日は教室やら生徒会室やら保健室やら(以下略)。