死生獄門 (GUSH COMICS)

著者 :
  • 海王社
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本棚登録 : 176
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796402033

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。お話が4つ。
    表題作は観念的なお話でした。
    「ウィズ・プリンス」騎士×王子。騎士の妄想大爆発(笑) 最後はシリアスでした。
    「フェーン」山と風の擬人化。
    「夜の星の恩返し」植木屋×ホスト。これが一番好き。
    植木屋が色気たっぷりの天然タラシ(四十路)で超素敵でした。
    ホストの営業モードオンオフの差(笑) なかなか乙女で可愛くておもしろかったです。

  • フェーン現象が面白くて良かった。
    愛しているのに、こんなにも傍に居るのに愛せない、触れ合えない。
    そういう死生獄門のあり方も切なくて好き。

  • いい話なのに煮え切らない。襲い受の騎士×王子が一番よかったのですが、続き希望です!
    他にも色々語りたいけれど、すごくお腹いっぱいで濃い一冊でした。

  • フェーン現象が面白かった!

  • 琥狗先生の描くファンタジーものは大好きvv
    心にくるものから笑えるものまで楽しめました。
    フェーン現象に思わず納得(笑)

  • ファンタジー・擬人化等の短篇集。シリアスな中にもコメディテイストが忘れられずに散りばめられていて、バランスが良いと思いました。余韻を残した終わり方が多い。

  • 琥狗先生が描くファンタジー、どれもかっこいいです!

    壮大な自然物擬人化にはビックリ驚嘆しました。(初めて見たので)

  • 短編集でどれも面白かったです。
    牛頭と馬頭はラブラブになれたけれどこれからずっとお互いに入れ替わるのかしら?
    それからフェーン現象ってこういう訳で起こっているんだなあと♡

  • 琥狗ハヤテセンセの初GUSHコミックス。帯にはBBCの告知が!なかよし?
    短編集で4編収録されています。バラエティに富んでいるというか、どんなジャンルにも果敢に挑んでいる姿勢がステキです。
    シリアスものも、コミカルなものも琥狗センセの世界観が存分に発揮されていて、一度読んだら忘れられない個性があります。
    特に、時代物ファンタジー、人外ものにインパクトを感じます。

    表題作は、あの世とつながる門の擬人化。門の表と裏を護る牛頭と馬頭の切なすぎる話でした。抽象的なものが美しく実体化されていて、しかも深く切ない想いまで描かれてます。独特の味わいとともに、胸に迫るものがあります。
    擬人化といえば、「フェーン」もいい話でした。こちらは、とってもエロ甘風味。動物やモノじゃなくて、自然現象てか気象状況。お天気でBL萌えなんて、NHKの春ちゃんもびっくりでしょうね~
    熱帯夜もあの二人が原因なら、許せる?

    「ウィズ・プリンス」はオヤジ騎士×王子の、妄想おとぎ話でした。コンラッドの妄想が大暴走していて、まさにエロオヤジファンタジー。主従萌えというよりは、45歳でやる気満々なバイタリティに萌えました。

    「夜の星の恩返し」は、庭職人×ホスト。粋で人生経験豊富そうで、でも可愛げあるオジサンを描かせたら上手いです。そして、派手な夜のお仕事に染まりきってるくせに純情なホストの実もカワイイ。
    ラスト、ドキドキさせてくれます。どんなテクを持ってるのか是非実相手にあれこれ披露してほしいです!
    いろいろな萌えが詰まった1冊でした。

  • 作家買いしました。
    琥狗先生は目のつけどころが一風変わっていて、どの作品も新鮮でした。幅広い読み切りが詰まっています。
    私はフェーン現象の擬人化が好きでした。

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著者プロフィール

9月14日生まれ、大阪在住。「あやしの君の恋煩い」(リブレ出版)にてデビュー。
力強い画力と繊細な心理描写で人気の漫画家。現在、数社にわたり作品を連載中。

「2016年 『左遷も悪くない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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