傷つかないからキスをして (ガッシュ文庫)

著者 :
  • 海王社
3.64
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本棚登録 : 91
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796402408

感想・レビュー・書評

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  • 今回も嫌な事件でした。
    2人が逮捕まで見届けなかったので、逮捕時の犯人と家族の様子が描かれていなくてほっとしました。
    短編が3編載っていて、その内「違う横顔」の加倉井のメガネ姿は梨とりこ先生のあとがきにあります。気になっていたので感激しました。
    「ニアミス」に登場する2人は火崎勇先生の「甘えてください」のカップルらしいです。読まなくては!

  • 電子書籍。『信じてないからキスをして』の続編。2人で温泉旅行に出かけたが、そこで事件に巻き込まれ。湯けむり殺人事件… 古谷○行、木○実ナナ、日○正平の3人が頭に浮かんだ自分は古いでしょうか(笑) 事件部分はやるせないですが前作ほど満足度は低かった。けど、加倉井の優しさ繊細さがまたグッと来ましたね。短編3本あり、眼鏡の加倉井はないのかと思ったら、最後にあった〜! 素敵でした。

  • ★3.6
    続編。旅行に行ったのに事件に巻き込まれるしそのせいでギクシャクするしで、相変わらず甘さのないカップル;まあらしくていいけど(笑)結局事件の真相は明らかにはならなかったけど、加倉井さんが言ってたことが正しいなら、やるせない事件だった…。後半の眼鏡にまつわるお話はギャップ萌えだった!(梨とりこさんのイラストも素敵だった〜)千条さんの気持ちわかるw最後のはきっと他の作品とのコラボなんだろうな。そっち読んでないからわからないけど。

  • ★2.5。シリーズ2。カプ的にツボではなく、事件にも興味が湧かなかったので話にはあまり乗り切れなかったけど、メガネ加倉井のサプライズは良かった(笑)無精髭にメガネは萌えるわ…。

  • 美人検事千条(受)×クセモノ刑事加倉井(攻)のお話第2弾です。
    千条は、仕事でけがをした加倉井と一緒に寂れた温泉に
    湯治に出かけます。

    出かけた先で、事件に遭遇し、気になった千条は
    加倉井が止めるのも聞かず、捜査を始めてしまい・・・
    事件自体は、子供が犯人ということで、結論が出ます。

    同じカップルの短編も入っていて楽しめました(^^)

  • 一作目があることを知らずに購入。
    前作未読の状態で読みました。

    受けの一人称視点。
    傍目から見た変化が少なそうなキャラクターだったので、気持ちを理解するためにも一人称の方が分かりやすいのかなと思いました。

    あまりどんでん返しは無いように思いましたが、気持ちの描写が丁寧で違和感なく読めました。
    事件の内容については、後味が悪いと思う方もいるかもしれません。

  • 続編。前作は事件そのものが二人に密接に絡んでいたこともあり全体的にピリピリとシリアスな展開でしたが、今作はそれを補うかのような(笑)甘さが漂っていて可愛かったです。理解を深める二人の関係性が素敵です。

  • 続編と言うことで、前回甘い部分が無かったので期待しました!二人で温泉旅行♪だったのですが、事件に巻き込まれてしまいましたね。なんかこの二人は対等でいいですね。事件の顛末は後味の悪いものだったけれど、検事である千条の態度が読んでル側にも伝わってというか私に伝わって(笑)あまり嫌な感じはせずに読み終わりました。後は短編が甘いです♪推理小説的で面白かったですよ!それに、この私でも途中で犯人が分かってしまいました!!

  • らぶらぶ。いーわー

  • 「信じてないからキスをして」の続編です。これは待ってましたのちょっと嬉しい企画でした。刑事の加倉井と検事の千条はとても印象に残るcpで、その後の二人が気になっていたので。
    今回、いろんな意味で忍ぶ恋の二人が、何と大胆にも婚前旅行?それとも新婚旅行かも。
    しかし、ラブラブ旅行になるはずだったひなびた温泉地で、二人は殺人事件に遭遇してしまいます。
    「湯けむり温泉殺人事件」2時間サスペンス仕立てで真相解明していくお話になっています。なぜか犯人究明に乗り気じゃない加倉井と、あくまでも理性と常識で事件をさぐろうとする千条との意見の食い違いで二人の間に大きな溝ができてしまいます。せっかくのラブラブ温泉旅行がいきなりの夫婦喧嘩に。
    二人の性格の美点がしっかり現れていて、事件に対してもいかにもな反応なのがいい。相手に対する愛情もますますダダ漏れになっていて微笑ましいです。
    千条はツンなのが相変わらず。しかも、力関係はなんとなく加倉井より上回っていて彼を尻に敷いています。加倉井も敷かれて喜んでるけど。
    千条の独白は愛もあるけど毒もあって笑えます。はげしく突っ込まれてることに気付いていない加倉井、ほんとに外面よりずっと人が良いです。

    SSは千条があるものを身につけた加倉井に、めちゃくちゃ萌えてしまうお話がそれぞれの視点で描かれていています。私もこの加倉井はカッコいいと思った。
    もう一つのSSは全サの5周年記念小冊子に載っていたもの。加倉井×千条と、「甘えてください」の鳥海×琴川がカフェでニアミス。もう本当にどちらも赤面ごちそうさまなcpです。

    もっと読みたいcp。続きプリーズ。

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