こいのうた (ガッシュ文庫)

著者 :
制作 : 三池 ろむこ 
  • 海王社
3.40
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本棚登録 : 140
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796402873

感想・レビュー・書評

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  • 再読。久しぶりに読んだけど、こんなお話しだったっけ!? みたいな感じでした…。先生の気持ちが見えなくて消化不良気味。

  • 自分の家庭環境にどうしたらいいのかわからない八尋に自分を重ねた狩谷が切なかったです。時とともにイイ男となった八尋と、彼に戸惑いながら魅かれていく狩谷。
    そして時が経つにつれ、変わる環境についていかない狩谷のことを大人になった八尋はどう思うのか。高校生だった彼と大人になった彼の考えの違いが強くなり、八尋と正面から向き合う姿がよかったです。

  • 不幸な主人公だなぁと思ってたら狩谷先生の方が万倍不幸だった。先生に居場所が見つかってよかった。今まで苦労した分、幸せになっておくれ!暗めの設定なのでどことなくJUNEの香りがして懐かしくなった。萌えよりも読ませるBLです。

  • なんだか私的にはストーリーに寄り添うことのできない所があったりなかったり… 。
    うむ。もう一回じっくり読み返してみようかと思う。

  • とてもベタな年下攻め話

  • 2013年1月

  • 「愛する人のために死ねるか」という「愛」の定義に囚われていた狩谷少年は大人になって「恋」の「それしか選択肢がない」という理屈では説明できない感情に あたふた戸惑う。そこがなんとも可愛い。
    柳本が有坂に 漏らしたある言葉、それは有坂に対する評価であり、唯一読み取れる狩谷の気持ちかもしれない。柳本はそれに狩谷の生きる力を感じとっていた…。

  • 誰もいない夜の学校で英語教師(男)がピアノの弾き語りで『Calling you』を口ずさんでいる。そんな状況だけで、私ならむしろひきます…。
    だって『Calling you』だよ?そんな難曲、先生の歌唱力ぱねえ…
    でも、この歌詞がストーリーのKeyになっている。
    高校の英語教師:狩谷は若いのに、昔の病気が原因で半分白髪。
    遠くから見るとプラチナ色の髪っていうインパクト大な容貌。
    高校の時、親友と心中未遂を起こし、親友だけ死なせてしまったという重い過去を背負っている。
    自分は恋愛感情ではなかったので、家庭環境のせいで精神的に追い詰められている親友に同じ気持ちは返せなかった。
    『ここではない何処かへ行きたい』と強く望みながらもどこにもたどり着けず、『一緒にいなくなろう』という親友の手を取ってしまった。
    けれど、結局ひとりだけで死なせてしまったという負い目。
    だから先生は人から好かれることも、自分がその気持ちに応えられなくて相手を不幸にすることも怖くて仕方がない。
    だから、逃げ回ってばかりいる。『ここではない何処か』を求めて。
    両親が不和なせいで家に居場所がなく、いつも学校でヒマつぶしをしていた有坂はある日先生が歌っているのを偶然聞いてしまう。
    『あなたを呼んでいるのに。聞こえないの?呼んでいるのに…』と切なく歌う声。先生は誰を呼んでいたのだろう。
    それから有坂の事情を知った狩谷は逃げ場所を提供してくれるようになる。狩谷が心の傷を抱えている事を知って、いつしか惹かれていくが、まだ高校生で子供の有坂にはどうすることもできない。
    7年後、社会人になった有坂は偶然狩谷と再会する。狩谷は相変わらず過去に囚われたまま。
    大人になった有坂は真っ直ぐ、駆け引きなしで自分の想いをぶつけて狩谷の中に入っていき、やがてその闇から引きずり出してくれる。
    『ここではない何処か』なんて何処にもない。俺と先生の居る場所を先生の居場所にして欲しいと。
    先生が有坂を好きなるプロセスが見えづらかった気がする。
    心の傷を抱えて誰とも向き合わず逃げ回る相手を、真っ直ぐに想いをぶつけて正攻法で落とすっていう、ありがちといえばありがちな話ですが、悪くなかった。
    『Calling you』とのリンクの仕方も。読後、この曲聞きたくなるよ。

  • 先生が!!!!!!!!!!!すごく!!!好きな!!!!受けで!!!だいすきです!!!!!!!!
    さびしいのとか怖がってるのとか優しいのとかなんかいろいろぎゅっと詰まっててぎゅんぎゅんしました。成長した年下攻めくんはいいです。包容力の中にもまだ子どもっぽさというか男の子が残ってて、いいなぁと思います。
    「先生」って呼び続けてくれたのにも萌えた。先生かわいいです…………とにかくかわいいです……
    もっと読みたいふたりでした。

  • 高校時代。家庭崩壊で居場所のない八尋に逃げ場をくれた教師・狩谷の過去が重く悲しい。音楽室にずっと心を置いたままの狩谷が痛々しかった。7年後の再会。大人になった八尋だけど全てをそつなくこなすにはまだまだ未成熟。過去に縛られ立ち止まったままの狩谷を引っ張り上げていこうとする八尋の、未熟さゆえの真っ直ぐさのおかげで物語が重くなり過ぎることなく読ませてくれる。不憫なのが柳本。狩谷を大切に想うあまり、一歩を踏み出せなかった彼もまた過去に捉われていたんだろうな。高遠さんの流麗な文章表現もたっぷりな1冊。
    実を言うと…読んでる時は引き込まれてたんだけど、読了してみると何故だか印象が薄くて感想がまとまらず。読メの「読んだ本」ボタン押すまでにすごく時間がかかった作品。だから感想も散漫としたものになってしまった(笑)

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