- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796404129
感想・レビュー・書評
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この話で、この作者さんにどーーーっぷりはまったのですが、
タクミくんシリーズ好きな人には本当の本当にオススメする!!
すっごい感動のラストが待っています!
もう読んでて、すっごい先が読める展開ではあるんだけれども、この王道さがまたなんともいい味を出してます。
さらに、この王道への路線突っ走り方が、私のドツボをついています。
今まで読んだBL至上、実は1位、2位を争うくらい好きな作品です。
★2013.12.30付で同人誌で続編P54発売されました★
すっごい幸せな話で合わせて大満足です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夏の章は高校の寮が同室になった有也と颯がお互い惹かれあってラブラブで。悶えてたら一転…絶頂から突き落とされました。冬の章ではずっとじわじわうるうるしてしまった。事故で有也と過ごした日々をすっかり忘れてしまった颯と4年ぶりの再会。パタパタ鶴とかわたあめとかもう気づいたら涙が…。自分のいない4年間の颯の頑張りや大学の友人、婚約者…有也の生い立ちの事もあり颯の幸せだけを願う健気な有也が(つд`)ううぅ。颯視点も是非読ませて頂きたいです。
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何度読み返しても、何度でも胸が痛くなる。
もう一度思いが通じ合ったときのシーンには、マイファスの「君の唄」が頭の中で勝手に毎回流れています。 -
結末はこうなるだろう、と思いながらもやっぱり読んでると胃が痛くなるせつない展開。
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『告白』のスピンオフですが前作は読まなくてもわかります。
「夏の章」一人きりで生きていきたいと思っていた有也が颯に心を開いて恋人になるまで。
「冬の章」は突然の事故で離れて4年後。ここからすごく引き込まれました。
有也がただの健気な受けではなく、颯のおかげで人とかかわり生きていく強さを持っていたので応援したくなるし思い出してもらえず切なくてキュンキュンきます。
ところで鵜飼さん気になります。 -
記憶喪失ネタでしたねぇ。 もう泣けましたねぇ。 甘さも切なさも文句なし!でした。 前半の近づき方も良かったですよね。そしてあ~んな所で終わってしまって・・・。 もう相手の幸せのために身を引いちゃう!健気だわ・・・。 文章には4年間の有也の気持ちや過ごし方なんかは書かれていないけれど、もう想像しただけで泣けちゃうし、 何よりもそこかしこに幸せだった時のアイテムが散らばっていて、切なさに胸をぎゅーってされちゃいました。
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「告白」のリンク作になっていますが、前作読まなくてもまったく問題ナシ。その1年後の、同じ高校での話というだけです。
可南センセらしく王道の学園モノであり、再会ものでもありました。
かなり泣かされました…ベタだとわかっていても泣けました。どうやら可南センセの作品は、萌えツボにヒットするようです。
政治家と女優の私生児として生まれた有也は、その出生事情から「他人とは関わらない」「欲しいものは手に入らない」と思って生きてきたので、学園でも孤独な状態です。
同室の颯 だけは、そんな有也に対して自然に接してきて、頑なな心が少しずつ変化していきます。
颯はとても忍耐強い攻!硬い殻に閉じこもっていた有也に心を開かせるようになるまでの根気がすごい。素っ気なくされても嫌な顔一つ見せたりしないのは、愛なんですよね。とてもステキな攻です。
じれったいくらい自分の気持ちに素直になれない有也ですが、それでも秘密の恋人同士になるまでに至ります。
そこまでの過程にじわじわやられました。
夏休みに離れ離れで恋しくなってしまった有也が颯の家に遊びに行ってしまうとか。言葉では言えない恋心があふれでていて、きゅーんとしてしまいました。
両想いになってうまくいくかと思ったら、まさかのアクシデントが待ち受けているんです。
「冬の章」は、二人の突然の別離と思いがけない再会です。
ベタだとわかっていても、こういうのには弱いんですよね。
思っていたより有也の想いが切なくて、ちょっとやられてしまいました。
あれだけ臆病だった有也が、4年の年月を経て少し前進できていたのに感動です。颯のために何かしてあげたいという思いがちゃんと伝えられるようになっていて、成長しています。
それなのに、好きという気持ちは告げることができないという状況。
辛いくせに彼の側から離れたくないという有也の気持ちに切なくさせられました。
後半は感情移入しすぎてしまい、ボロ泣き。
泣けるのに、なぜか胸がキュンキュンするという相反する感情に揺さぶられまくりました。
豆大福がよかった!ただかわいいだけじゃなく、いい役どころです。
イラストもなかなかよかったです。しっかり手をつないでいるっていうのは萌えますね。 -
泣いた〜。ありがちな記憶喪失モノだけど、気持ち入り込んじゃいました。後半ほぼ泣きっぱなし。。。しばらくしたらも一回読も。