偽りの花嫁 ~孤王の褥に蝶は舞う~ (ガッシュ文庫)

著者 :
制作 : サマミヤ アカザ 
  • 海王社
3.57
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本棚登録 : 25
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796405744

作品紹介・あらすじ

性別を偽り、諸国を巡る舞踊団で舞姫として生きる遙華。謎めいた妖艶な美女と噂の遙華が男だという秘密を知るのは舞踊団の仲間のみ。ところが街中で興行していたところ、通りがかりに冷徹な独裁者と悪名高い昂国の王・凱真に見初められ、伽を命じられてしまう。閨で男と知られ死を覚悟したが、凱真は咎めることなく遙華を抱いた。以降、寵姫として王宮に留まることになったばかりか、凱真は遙華を后にすると宴で公言し…!?

感想・レビュー・書評

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  • 面白くて、読後感もとても良かったです。
    男ながら性別を女と偽り、旅の舞姫一座「幻蝶」の花形舞姫として過ごす遙華。
    ある日、大国の広場で踊りを披露していた最中、国王凱真に王宮で舞を披露するように命じられる。
    宴で若き王に見初められた遙華はその夜、夜伽を命じられた。
    このままでは男であることがバレてしまうーと、危機感を強めつつも、仲間たちを無事に出国させるために自ら伽をすることを申し出る。
    だが、暴君と畏怖される国王は意外な素顔を持っていて―。


    幼い頃、血を見たために実戦で闘うことができず、やむなく女として生きてきた遙華ですが、凱真から
    ―刺客をおびき出すための囮として、花嫁になって欲しい。
    と頼まれ、愛する男の力になりたくて引き受けます。
    遙華が男と知りつつも、その人柄を愛し側に置こうとする凱真、血を見るのを厭いながらも愛する男を守るためにもう一度闘おうと決意する遙華。
    どちらも魅力的なキャラです。
    花嫁もの、女装男子、舞姫と好きな設定のてんこ盛りなのも良かったですし、後は、情感溢れる素敵な文章が物語を更に読み応えのあるものにしていました。

  • う~ん!あんまり後味が いい感じはしなかったですね。 何よりも攻の心の変化ってのがイマイチ分からなかったで すね。 いつどういう風に受の事が好きになったのか?ってのが伝 わってこなかったのが 残念。受の気持ちはちょっぴり切なくて上手く出せている のでちょっともったいなかったですね

  • 中華風ファンタジー。
    昴国の王・凱真×舞踊団の舞姫・遥華。
    雰囲気のあるストーリーでとても上品でした。
    ただ、ひたすら遥華の一人語りなので、話の起伏と変化が欲しかった。
    遥華は武術はできますが大人しく控えめな性格と言葉使いでとても女の子っぽい。女として生きてきたというのもありますが、もう少し男の子らしさが見たかったなと思います。

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